親子で楽しい思い出づくり!「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」へ
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セコムの舟生です。
「ドラえもん」をはじめ、「パーマン」「エスパー魔美」「オバケのQ太郎」「キテレツ大百科」など、数々の名作をこの世に送り出した、まんが家の藤子・F・不二雄先生。私も子ども時代、先生の作品にどれほど幸せな時間をもらったことかわかりません。
作品に触れたときの、ワクワク感と笑い、そしてやさしい気持ち。きっと皆さんも、記憶のどこかに刻まれているのではないでしょうか。大人でもそれをもう一度体感できる場所が、セコムが特別協賛する「川崎市 藤子・F・不二雄
ミュージアム」です。セコムのオンライン・セキュリティシステムや監視カメラ、AEDなどを導入いただいており、一日、安心して過ごしていただけるミュージアムです。昨年9月に川崎市・向ヶ丘遊園にオープンしてから半年あまり。人気で予約が取りにくいなか、特別に親子で訪れる機会に恵まれました!今回は、そのレポートをお届けしたいと思います。
「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」訪問を記念したプレゼントキャンペーンのお知らせもありますので、最後までご覧ください!
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▼ 入口から"藤子・F・不二雄ワールド"が全開!
だれもが夢中になった思い出を持つ、藤子・F・不二雄先生のまんがの世界。かつては自分が、そして今は子どもも...と親子二代のファンも少なくないでしょう。わが家の小学生の子どもたちは、ただいま「ドラえもん」に夢中!ミュージアム到着前から、2人とも喜びではちきれそうでした(^^)。親としても子どものそういう顔が見られるのはうれしいものです。
ミュージアムは、隅々まで藤子・F・不二雄作品の世界観が散りばめられていました。外壁の一部は、ドラえもんの目になっているし、「笑いの壁」と呼ばれる入口の壁面では、のび太くんをはじめ、歴代のキャラクターたちがレリーフになってお出迎え。レリーフの中には、「あ!あんなところに先生が...」なんていうサプライズもあり、なかなか先に進めません(笑)。
▼ 子どものファーストミュージアムでありたい
ミュージアムの目玉ともいえるのが、先生の残した5万点にものぼる原画の数々。なかでもカラー原稿の鮮やかさ、美しさには思わず目を奪われます。ミュージアムの方によると、まんがが描かれている紙は劣化しやすいため、美術品として保存状態を維持するのがとても大変なのだそうです。
後世に長く残すためにも、展示作品は定期的に複製画と入れ替わるそうですよ。
娘は、映像で「まんがができるまで」を学べるコーナーに釘づけ。おしゃべりも忘れて、ドラえもんとのび太くん達による解説に見入っていました。
「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」は、子どもたちにとってのファーストミュージアムでありたいという願いから、小さな子でも静かにしなければいけない場所と、思い切りはしゃいで楽しめるコーナーを用意しています。
▼ 藤子・F・不二雄先生は、多忙なお父さんでもあった
私が楽しみにしていたのは、愛用の机と蔵書、コレクションアイテムで仕事部屋を再現した「先生の部屋」です。そこはまさに、遊びゴコロいっぱいの夢の空間。膨大な蔵書と資料の数は、先生の興味と知識がどこまでも広範囲にわたっていたことを物語っています。
子どもたちに大きな夢を与え続けたその世界観が、真摯に妥協なく、そして愛情をもって生み出されていたことが伝わってきました。恐竜アイテムが思いのほか多く、「のび太の恐竜」はここから生まれたのかな?などと想像を膨らませるのも楽しい(^^)。
また、「先生のにちようび」というコーナーでは、3人の娘さんのお父さんとして、あたたかく成長を見守り続けた姿を垣間見ることができます。忙しいときには月20本もの締め切りをかかえていたという藤子・F・不二雄先生。そんな多忙のなかでも、お子さんとのコミュニケーションを大切にされたことがわかるエピソードが満載でした。
▼ 子どもと「笑い」と「喜び」を共有する
展示室を出れば、そこは子どもたちの世界!思い切り楽しめる場所です。まんがを再現した「きこりの泉」。
「このお話、知ってるよ!」と子どもから詳しいストーリーを教えてもらいました。
ハンドルを押し続けると、かの有名な(?)「きれいなジャイアン」が泉の中からザバ~ッと登場。
話を知ってから体験すると、面白さが増しますね。
子どもたちも、私も、笑いの絶えない体験型の展示でした。このミュージアムのコンセプトでもある「SF-すこしふしぎ-」を体験できる
「みんなのひろば」へ。
ドラえもんの四次元ポケットからひみつ道具が飛び出したり、
ここでしか見られないオリジナル映像を観たり、
子どもはもちろんですが、私も童心にかえって楽しみました。自由にまんがを読めるライブラリースペース「まんがコーナー」。
ついつい時間を忘れてしまいます。なにげなく手にとってページをめくった瞬間、
引き込まれてしまうのが藤子・F・不二雄ワールド。
皆さんもご注意を(笑)。屋外にひろがるのは「はらっぱ」。
「どこでもドア」や「どかん」など、
まんがに登場するおなじみのシーンを再現。周囲の森にも、さまざまなキャラクターが隠れていました。
子どもたちは目を輝かせ、本当にうれしそうです。そしてもちろん私も...。「のび太の恐竜」のピー助にも出会えましたよ。
「まんがコーナー」で作品に触れ、「はらっぱ」で作品の世界に入り込む。そんな体験ができるのも「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」ならではです。
現役のファンである子どもたち。ミュージアムを回りながらいろいろなエピソードを教えてくれました。
最後はミュージアムカフェへ。
憧れの「アンキパン」をついに食べることができました!
ここでも、ドラえもんの話が尽きることはありません。
「アンキパン」やキャラクターの顔が描かれた
「カフェラテ」を楽しみながら、親子の会話は楽しく続きました。藤子・F・不二雄先生の作品を通じて子どもと同じ気持ちを
共有できることが、とてもうれしく感じられました。大満足のミュージアム訪問、また近いうちに家族で訪れたいと思います。
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子どもに思い出をつくることは親の務めですが、これは防犯を考えるうえでも、非常に重要なことです。楽しい思い出を通じて子どもは親からの愛情を確かめ、成長します。「お父さん、お母さんは自分を大切に思っている」と感じ取ることで、危険な行動の歯止めになることもあるのです。愛情に満ちた記憶は、自信や自立心を養うことにもつながるのではないかと思います。
もちろん、どこかに行くだけが"楽しい思い出"ではありません。子どもと笑いあって楽しい時間を共有すること。一緒に絵を描いたり、料理をつくったりといった日常のなかでできることでも、楽しかったことはきっと記憶に残るはず。
思い出は多いほど共通の話題が増え、親子のコミュニケーションにも役立ちますよ。もうすぐ春休みです。皆さんのご家庭でも、ぜひ楽しい思い出をたくさんつくってくださいね!
2012.03.01