子どもの安全ブログ

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もうすぐ冬休みです。お子さんの防犯対策は大丈夫ですか?

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セコムの舟生です。

早いもので、もうすぐ子供たちが楽しみにしている冬休み!学校が休みに入ると、子供が家で過ごす時間が増えます。特に共働きで日中保護者のいないお宅では、いろいろ対策を考えられていると思いますが、心配なこともたくさんありますよね。子供たちが安全に過ごせるよう、十分な備えをしてあげたいものです。

そこで今回は、お子さんが冬休みに安全に過ごすための「防犯対策」について、ポイントをまとめてみたいと思います。

* * * * * *

▼ 留守番のときの対応を決めておきましょう! 冬休みになると、どうしても子供だけで留守番しなくてはならない場面が通常よりも増えると思います。大人がいないときに起こりうるシーンに対して、どう対処するかを話し合っておきましょう。

○ 想定される代表的なシーン1留守番のときにだれか来たら?
宅配や回覧板など、訪問客があったときの対応方法をあらかじめ話し合って、ルールを決めてください

集金や宅配を装って家に入り込もうとするケースもありますので、基本は、だれが来ても決して不用意に玄関ドアを開けさせないことです。お子さんがまだ適切な対応ができないと感じるならば、全く応対しなくてよいとするのも一つの方法です。

応対させる場合はインターホンでの受け答えに留め、事前に予定されていた宅配などの受け取りの場合でも、チェーンをかけたまま応対するなどの約束を決めておきましょう。応答のセリフや対処方法は、紙に書いて壁に貼ってあげると、お子さんもわかりやすいかもしれませんね。

○ 想定される代表的なシーン2留守番のときに電話が鳴ったら?
電話を取らせるか、取らせないかについても、お子さんの成長度合いや生活環境に応じて、各ご家庭で話し合ってみてください。お子さんがまだ小さく、電話に出るには不安があるときには、家にかかってきた電話を保護者の方の携帯電話に転送する設定をしておくなど、大人の不在をなるべく外部から悟られない工夫が必要です。

訪問客でも電話でも、子供だけで留守番していることを知られないようにすることが大切です。相手が泥棒だった場合には、窓や勝手口から入ってくる危険もありますから、くれぐれも戸締りは厳重に!不審な訪問者や電話があった場合には、すぐに保護者の職場や携帯電話に連絡させるようにしておくことも、万が一に備えた対策として有効です。


▼ 子供に鍵を持たせるときは?
冬休み期間中に学童保育を利用する場合、保護者が出勤する時間よりも子供が学童保育へ向かう時間が遅いため、「両親の出勤後にひとりで鍵を閉めて学童保育に行く」というご家庭もあるようです。

子供に鍵を持たせるときは、失くさないように工夫することも大事ですが、鍵を持っていることを他の人にわからせないようにする工夫も必要です。以下に、鍵を持たせるときのポイントをご紹介します。

【子供に鍵を持たせるときのポイント】
□ 他人から見えず、スムーズに取り出せる鍵の持ち方を考える
□ 名前や住所がわかるものを鍵と一緒に持ち歩かない
□ 首から掛けて持つのは、事故の危険性もあるので避ける
□ 万が一、鍵を失くしたときの対処方法を決めておく

また、子供が帰宅し玄関の鍵を開ける時、玄関先で鍵を探してモタモタしている姿を見せては、「この家には大人がいない」と周囲に知らせることになってしまいます。なるべくさっと取り出せるようにしておかなくてはなりません。コードが伸びるキーホルダーやチェーンでベルトなど衣服の一部に固定し、ポケットなどに入れるようにすると、スムーズに取り出せますし、紛失しづらく、他人からも見えないので安心です。


▼ 外から帰ってきたときは?
子供が帰宅するタイミングを狙った犯罪も発生しています。玄関ドアを開ける瞬間に家の中に一緒に押し入るという、大変怖い犯罪です。

このような事態を避けるためにも、保護者が留守にしている家に帰宅する場合は、たとえ玄関先であっても気を抜かず、家に入って鍵を閉めるまで緊張感を持って行動しなくてはなりません。

【帰宅したときのポイント】
□ 家に入る前に、周囲に不審な人がいないかよく見回す
□ だれもいなくてもインターホンを鳴らし、「ただいま!」といってから家に入る
□ 家に入ったらすぐに玄関の鍵を掛ける

子供にこうしたことを言い聞かせるだけではなく、自宅の周辺をきれいに保って死角を作らないようにするなど、大人も防犯対策を行いましょう

* * * * * *

お子さんが大きくなるにつれて、留守番時間を少しずつ伸ばしながら、練習をさせているという親御さんが多いようです。練習すれば、徐々に長時間の留守番もできるようになりますが、それで安心ということでは決してありません。

子供だけでの留守番には、やはりリスクが伴うものですし、どんなに慣れたとしても、何が起こるかはだれにもわからないのです。

何かあったときすぐに駆け込める場所を近所に確保しておく、子供から電話があればすぐに出られる状態にしておくなど、万が一の場合を考え、できる限りの対策をするようにしましょう。

2010.12.09

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