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秋の行楽シーズンに迷子を防ぐ

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セコムの舟生です。

秋の行楽シーズンにお子さんとお出かけすることは、家族の思い出づくりだけでなく、お子さんに公共のルールやマナーを教える絶好の機会ともいえます。10月12日は体育の日、土・日曜を含めると3連休ですね(^o^)/ 11月にも祝日があります。家族でお出かけを計画しているご家庭も多いことでしょう。そこで今回は、秋の行楽のシーズンに親子で出かけるときに気をつけたい「迷子」についてお話します。

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「うちの子」を見分けられる工夫を! 休日の行楽地はどこも混雑しています。大勢の人がいる中で「うちの子」が分かる工夫をすることも迷子対策のひとつです。兄弟がいる場合にはお揃いの服を着せると目立ちますし、帽子にひと工夫するのもおすすめです。目立つ色やデザインの帽子を子供にかぶらせるのもいいですね。またワッペンやリボンなどを付けるのもいいでしょう。

お子さんにリュックを持たせるなら、キーホルダーなどをつけても目印になります。大好きなキャラクターのキーホルダーならお子さんも喜びますよ。鈴など音の出るグッズもおすすめです。

迷子になってしまったときに、自分の名前や連絡先が言えない小さな子には親の連絡先などを記入した名札をつけておくのも方法です。ただし、「名前のかわりに目印をつけよう!」でもお話しましたが、外から見えるところに名札をつけて歩かせるのは、不用意に子供の名前を他人に知られる可能性があるため避けるべきです。知らない人であっても、「○○ちゃん、一緒に行こう」と親しげに話しかけられると、子供はだまされてついていってしまうかもしれません。

名札を使うのであれば外から見えづらい場所へ付けて、「迷子になったら、係りの人に名札を見せて"迷子になってしまいました"と伝えなさい」と子供に教えます。また、自分の名前や連絡先が言える年齢のお子さんには、迷子になったらすぐに係りの人に助けを求めるように話して聞かせましょう。

ここで大切なのは「だれに助けを求めるか」を具体的に教えることです。動物園や遊園地などのテーマパークなら制服を着ているスタッフの人、百貨店なら売り場の制服を着ている店の人、駅の周辺や構内なら制服を着てホームや改札口にいる駅員さんですね。どの人が係りの人なのかお子さんがわかるように、目的地へ着いたら具体的に示して教えてあげると、正しく理解できます。

同時に、親とはぐれても知らない人には絶対について行かないよう約束をさせます。また、物をもらわない、もらったものを食べないなどの約束も大切です。


迷子に備える親の心構え
お子さんが迷子になったときのために、保護者も、わが子の特徴を端的に伝えられるようにしておきます。迷子を捜すときに知りたい情報は、お子さんの名前、年齢、背丈、服装、髪型、目印になる物を持っているかなどです。係員に尋ねられたら、慌てず落ち着いて、正しく情報を伝えるよう心がけてください。

子供は、時として大人が予測しないような行動をします。例えば、今まで親と一緒に歩いていたのに、突然走り出すやいなや扉が開いているエレベーターに乗ってしまったり、駅の改札口をくぐりぬけてしまったり...。「そこまでの経験はない」という保護者の方でも、お子さんの思わぬ行動にドキッとされたことはあるはずです。

子供はある年齢になるとひとりで歩きたがるようになりますが、混雑している場所では、お子さんから目を離さないようことが大事です。特に、小さなお子さんとは手をつなぎ、離さないように徹底しましょう。またお子さんと手をつなぎやすくするためにも、荷物はリュックにまとめるのがおすすめです。

安全のプロのママと話そう!【5】 お出かけ時の注意ポイントを教えてください」の座談会でNPO法人 子どもの危険回避研究所所長 横矢真理さんも話していましたが、子供は体が小さいので、距離的に近くにいるようでも人ごみに紛れてしまうと見えなくなってしまうことも、親は認識しておくべきです。

パパも一緒のお出かけのときや、おじいちゃんやおばちゃんが一緒のときなど、複数の大人が一緒のときにも迷子は発生します

「きっと誰かが見ているだろう」と考えてしまうのが一因にあるようです。油断しないように気をつけましょう。また、携帯電話の操作に気をとられてしまい、気がついたら子供がそばにいなかった...なんてことがないよう注意してくださいね。

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迷子対策にも「ココセコム」は役立ちますよ。お出かけ前、お子さんの洋服のポケットに携帯端末を入れておくだけ!

お子さんの居場所を知りたいときにお持ちの携帯電話からココセコムのホームページにアクセスすれば、GPS衛星と携帯電話基地局を使った高度な位置検索システムを使用し、最良の条件下では5~10メートルという高い精度でお子さんの居場所がわかります。もちろん、電話でココセコムオペレーションセンターへ位置確認の問い合わせもできます。毎日の生活のなかで、上手にご活用ください。

2009.10.09

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