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【夏休み特集6・最終回】
夏休みの自由研究としてもおすすめ!「安全マップ」を作ろう

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セコムの舟生です。

夏休みも中盤になり、そろそろ気になってくるのが夏休みの宿題の進み具合ですね。お子さんは学校からの宿題を計画的にこなしていますか?遊ぶことに夢中になって、夏休みの終盤に「宿題が終わっていない!」なんてことにならないよう、今のうちから少しずつ片付けていきたいものです。

そこで夏休み特集の最終回である今回は、夏休みの自由研究としても取り組める、安全マップの作成についてお話します。

* * * * * *

安全マップは定期的に更新していくことが大切です いままでも新学期のころに「通学路を親子でチェックして、通学路マップを作りましょう」とお話しをしたことがありますので、すでに「通学路マップを作ったよ~!」というご家庭も多いことでしょう。また、近年では、学校で危険なところ・安全なところを記したマップ作りを行うことも多いようです。しかし理想からいえば、安全マップは一度だけでなく、季節ごとにつくるのがおすすめです。

例えば、4月に安全マップを作ったときには見通しがよくて明るい印象の公園だったのに、夏に行ってみたら、草木が伸びて生い茂ってしまい外から公園の中のようすが見渡せなくなっていたなど、季節によって環境が変わってしまうこともあります。以前に、「工事現場だから危険」とチェックしておいた場所が、建設が終わって雰囲気が変わっていることもあります。

また、新入学・進級をした4月頃に比べてお友達が増え、お子さんが遊ぶ場所や行動範囲が以前よりもグンと広がっているかもしれません。

そこで夏休みの自由研究を兼ねて、通学路を中心にお子さんのよく出かける場所の「安全マップ」を作ってみてはいかがでしょうか?子供の防犯を考える上で、保護者が子供の行動範囲を把握しておくことは大切なことです。また子供と一緒に歩いて"危険な場所"や"安全な場所"を再確認し、保護者がアドバイスをすることで子供自身の危険回避能力を育むことができます。


安全マップのつくり方
自宅から学校までの通学路を中心に、普段、お子さんが遊びに行く場所や立ち寄る場所がわかる地図を用意します。地図が小さいと気づいたことなどを書き込みにくいので、あらかじめ拡大コピーしておくと使いやすいでしょう。また下敷きにする板などがあると記入しやすいですよ。

準備ができたらお子さんと一緒に歩きながら、「危険な場所」と「安全な場所」を用意した地図に書き込んでいきます。探検ごっこをするように楽しくチェックをしていきましょう!カメラがあれば、「危険な場所」と「安全な場所」の写真を撮って後で確認できるので便利です。

危険な場所には、次のようなところが挙げられます。

・人通りの少ない場所
・空き地や工事現場
・駐車場
・見通しの悪い通り
・樹木が多くて外から見わたせない公園
・ゴミや落書きがあるような管理が行き届いていない公園
・歩道にガードレールのない道路
・車がスピードを出して走行する路地

また、安全な場所としては、

・いつもおまわりさんがいる交番
・子供110番の家
・市役所・児童館・病院・図書館などの公共施設
・コンビニ
・ファミレス
・友達の家
・商店街などの人通りの多い通り
・街頭が多く整備されている通り

などが挙げられます。

危険な場所だけを教えていたのでは、子供に不安を与えるだけで終わってしまいます。どこに安全な場所があるのかをチェックしておくことが大切。それぞれの場所の特性(危険/安全の度合い)についての知識を身につけ、いかに犯罪に遭う危険を減らしていくかということがポイントです。

地図に「危険な場所」と「安全な場所」を書き込んだら、家に戻って模造紙を使ってオリジナルの安全マップを作りましょう。歩いて見てきたことを思い出しながら、どんどん書き込んでください。このとき、撮ってきた写真を貼り付けたり絵を描いたりすれば、より周囲の雰囲気がわかりやすくなりますね。

この時期に安全マップづくりで街を歩くときには、帽子をかぶる、水筒を用意するなど、熱中症対策も忘れずに!そしてもちろん、交通安全にも気をつけて歩いてくださいね。オリジナリティ溢れるマップを作ったら、9月に学校の先生や友達にも見せてくださいね。安全マップをつくることで「どこにどんな危険があるのか」「万一のとき、どう対処すればいいのか」を親子で考えるきっかけにしてくださいb(⌒o⌒) 


*関連記事
親子で楽しみながら防犯シミュレーション(その2)


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2009.08.13

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