子どもの安全ブログ

  • ツイート
  • facebookでシェア
  • LINEで送る

入学準備特集 [2]  臨機応変な対応力を備えるポイントとは?

  • ツイート
  • facebookでシェア
  • LINEで送る

セコムの舟生です。

最近は、とっても暖かい日もあれば、急に寒くなる日があったりと、不安定で体調を崩しやすい時期ですが、皆さんは体調崩されていませんか?
この不安定な気候も、地球温暖化の影響なのでしょうか。

つい先日、22日にアメリカのハリウッドで行われた第81回アカデミー賞で、加藤久仁生監督の「つみきのいえ」が短編アニメ賞を獲得しました。海面上昇に合わせて、家を上へ上へと建て増ししていく老人の物語ですが、背景には、地球温暖化問題への警鐘も盛り込まれているそうです。

今年の桜の開花は、昨年よりも早くなるそうです。ソメイヨシノの開花は、東京で3月20日頃の見込み。なんとか子供たちの入学式まで咲いていてくれることを 願っています(*^_^*)

入学式まで1カ月余りとなりました。新入学を控えたご家庭では、着々と入学準備が進んでいることと思います。
防犯面については皆さん、なにか検討されていますか?入学前にも事前にできる対策はいくつもあります。子供自身で危険回避できるよう備えることもそのひとつ。

そこで今回は、小学校入学を控えたママ・パパにぜひ知っておいていただきたいこと第2弾として、お子さんの臨機応変な対応力を備えるポイントをお話します b(⌒o⌒)

* * * * * *

◎ 子供の通学路を一緒に散歩してみる 4月の入学に先駆けて、お子さんが登下校する通学路をチェックしてみましょう。できれば小学生が登下校している時刻に、同じ道を通って歩いておくのが、お子さんにとってよい訓練になります。

訓練といっても、子供が楽しんで実行するのが効果的です。とかく「通学路をチェックする」というと危ない場所だけの確認で終わってしまいがちですが、それではお子さんに恐怖心だけをうえつけてしまい逆効果です。

例えば「ここの花屋さんは朝早くからお店が開いているんだよ。安心だね」「ここの交番は、おまわりさんがいつもいるから元気に挨拶しようね」「ほら、ここのコンビニには『こども110番の家』ステッカーが貼ってあるよ。不安なことがあったら、お店の人に話してみようね」といったように、具体的に子供に教えてあげるようにしましょう。


◎ 親子で防犯シミュレーション
四六時中、親がお子さんのことを見守ってあげられれば一番安心ですが、現実にはそんなことは不可能です。そこで子供自身が自分の身を守る方法を考え、行動する力(=危険回避力)をつけることが重要になってきます。

危険回避力を身につける訓練方法のひとつに、防犯シミュレーションがあります。シミュレーションの基本は、ご家族が誰かが犯人役になって、子供をさまざまな手段で誘い出すというものです。いろいろな誘い文句でお子さんに声をかけてみてください。

防犯シミュレーションのポイントは、楽しく、遊び感覚で行うことです。子供を怖がらせてはいけません。「パパ(ママ)、またやろうよ~」と、子供が楽しそうな様子なら成功!何度も繰り返しシミュレーションを行うことで、いざというときに自然と対応できるようになるはずです。


◎ なるべく身軽になって、走る訓練
危険を感じたら、身軽になって必死で逃げること。これも訓練しておきたい危険回避力です。子供の防犯で有名な日本女子大学人間社会学部教育学科教授で、総合研究所市民安全学研究センター長の清永賢二先生との対談で話題になりましたが、走って逃げるときにはなるべく身軽になることを子供に教えておくべきです。

荷物は、人間の行動を非常に制約します。清永先生の実験では、小学1年~3年生のお子さんがランドセルを背負っていない場合、4m手前から大人がスタートしても20mの距離を逃げ切りました。ところがランドセルを背負っている場合、6m手前で走り始めないと追いつかれてしまったそうです。いざというとき、ランドセルを捨てて逃げたほうが逃げ切れる可能性が高くなるわけです。

ランドセルを素早く下ろすには練習が必要で、清永先生の言葉をお借りすると「ランドセルを下ろすのではなく、ストンと落とすのがコツ」です。ぜひ、ご自宅で練習してみてください。もし、ランドセルを上手に外すことが困難なようなら、手に持っている荷物を手放すだけでもだいぶ違ってきます。

このような、思いっきり走って逃げる力は、鬼ごっこや追いかけっこなど、日常の遊びのなかで身についていくのが理想的ですね。僕が小さいときはよく鬼ごっこなどしたものです。天気のよい休日、家族で公園や広場に出かけて鬼ごっこをして遊ぶのも、子供の臨機応変な対応力を備えるのに役立ちそうですね。

* * * * * *

お子さんにきめ細かな防犯対策を教えてあげられるのは、お子さんのことをよく分かっているご家族の方々だけです。そのお子さんの年齢や性格、周囲の環境、ご家庭の事情などを考慮して、お子さんに適した防犯対策を施してあげてください b(⌒o⌒)

関連記事⇒:入学準備特集[3]を読む


~ お知らせ ~
ココセコムで安心通学キャンペーン』実施中
キャンペーン期間:2月2日(月)~5月31日(日)

ココセコムで安心通学キャンペーン通話・メール・インターネット機能がなく、お子さまにも安心して持たせられるセキュリティ専用GPS端末「ココセコム」。現在、『ココセコムで安心通学キャンペーン』を実施しています。キャンペーン期間中にココセコムをお申し込みいただくと、暗い夜道でも光って安心!「アームリフレクター」をもれなくプレゼント!「アームリフレクター」は子供たちにも人気です。ぜひこの機会にご検討ください。

※自動車・バイク専用タイプ(車両バッテリー方式、カーアラーム1)、携帯電話タイプ、法人でのご契約は対象外です。

2009.03.03

「セコム子ども安全教室 教材」無償提供を行っています!★詳細はこちら★ 「セコム子ども安全教室 教材」無償提供を行っています!★詳細はこちら★
お子さまのお留守番を安心して見守る秘訣とは? お子さまのお留守番を安心して見守る秘訣とは?

スペシャルコンテンツ

このブログについて

このブログは、セコムが、子供たちの安全を守るために、情報を提供しています。

防犯ブザー選び方と
使い方(3つのポイント)

アーカイブ

2024年(38)
2023年(52)
2022年(42)
2021年(28)
2020年(29)
2019年(30)
2018年(62)
2017年(111)
2016年(153)
2015年(155)
2014年(138)
2013年(75)
2012年(93)
2011年(89)
2010年(84)
2009年(70)
2008年(69)
2007年(84)
2006年(115)