親子できたえる防犯力 - セコムと話そう「子供の防犯」ブログ -
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セコムの舟生です。
3月15日の記事でもお知らせしましたが「セコム株式会社 子を持つ親の安全委員会」が監修した防犯絵本の最新作『白いおばけのスー おるすばん、危機一髪』(作・絵:HILOKO、税込み945円)と保護者用の防犯読本『親子できたえる防犯力』(著:石井栄子、税込み1,155円)が、フレーベル館から2冊同時発売されました。
私も4歳になる娘に防犯の話をするときに、おばけのスーの絵本を利用しています。子供の防犯の話は、話し方によって、ただ子供を怖がらせてしまったり、話の内容が子供によく伝わらなかったりしますが「おばけのスー」の絵本で説明をしてあげると、かわいらしいキャラクター達が"怖さ"や"難しさ"を和らげてくれて、子供にも受け入れやすいようです。
>「保護者用の防犯読本」には、どんな内容が書かれているのでしょうか。興味があります。
みなさんからこのような声が寄せられました。そこで、今回は保護者用の防犯読本『親子できたえる防犯力』に掲載されている「あなたの防犯意識度チェック」を一部抜粋しましたので、一緒にチェックをしてみましょう。
次の質問に「はい」か「いいえ」で答えてください
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■あなたの防犯意識度チェック [1]子供の仲のいい友達の連絡先は知っている [2]学校で取り組んでいる防犯対策について知っている [3]新聞やTVのニュースはよく見るほうだ [4]子供の通学路に路上駐車の車が多い [5]大規模集合住宅に住んでいる [6]向こう3軒両隣の住民の名前と顔が一致している [7]近所に交番や"子ども110番の家"がない [8]親族以外で、子供のことを相談できる親しい友人がいる [9]子供の話を面倒がらずによく聞いていると思う [10]地域でパトロール活動など、子供の防犯活動を行っている [11]近所の子供達の名前を知っている [12]町内会やPTA、子供会など地域や学校の活動に参加している*************
ではさっそく、回答から注意点をチェックしてみましょう。★[1][8][9]が「いいえ」の方─
親子の会話が防犯の第一歩です。忙しい中でも短くてもいいから時間を作って、日頃から親子でよく話をすることで、信頼関係が深まります。★[2][3][12]が「いいえ」の方─
ニュースで事件をチェックすることは、類似した事件から自分や子供の身を守ることにつながります。事件をもとに防犯シミュレーションをして、日頃からしっかり対策を立てましょう。★[4][5][7]が「はい」の方─
お住まいの環境は安全だと思っていても、実は危険が潜んでいることに気づいていないだけかもしれません。子供が日常利用する通学路や公園などを、親子で一緒に歩いてチェックしてみましょう。探検ごっこのつもりで、できるだけ安全な道や、より安心して遊べる公園を一緒に探してみましょう。★[6][10][11]が「いいえ」の方─
一昔前は地域のみんなが顔見知りで、声を掛け合うことが当たり前に行われていたのですが、近年はこうした地域コミュニティが崩壊しており、これが子どもを狙う犯罪が多発する要因の一つとされています。地域の活動などにも積極的に参加しくことも大事です。さて、いかがでしたでしょうか? ここでは「防犯意識度チェック」の一部をご紹介しましたが、『親子できたえる防犯力』では、さらに詳しいチェック項目と解説を掲載しています。
そしてこの本では、さらに細かく対策の具体例について紹介しています。遊びに行くとき、留守番のとき、携帯電話を持たせるときなど、事例ごとに親子で確認したいことが載っています。親子の会話のヒントとなる題材もたくさん紹介していますので、ぜひ、子供の防犯のためにお役立てください。
次回は、4月19日(木)に記事アップ予定です、お楽しみに。2007.04.17