夏休みの注意ポイント -防犯-
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セコムの舟生です。
いよいよお子さんたちには待ちに待った夏休みですね。夏休みはどうしても、子供の行動範囲が広くなります。自由になる時間も長く、また、友達とキャンプに行ったり、遠出をする機会も増えることで、親からすると不安なことも多くなりますね。
事件・事故に巻き込まれないように注意して楽しい夏休みの思い出をつくってください。今回はまず、防犯の注意ポイントについて解説します。ただし、夏休みだといっても、何か特別なことをするわけではありません。これまでにお話ししてきた防犯の注意ポイントをもう一度確認することが大切です。
では、夏休みにとくに気を付けるべきポイントとは何でしょうか?
・ 子供だけで遠くに出かける
夏休みは、お子さんの自主性・責任感を伸ばすいい機会でもあり、子供だけで遠出を企画して出かけることもあるかもしれません。その場合は、事前にしっかりとした計画を立てさせ、そのなかで危険なポイントはないか、無理をしていないかなどのチェックをすることが必要ですね。また何かあった場合の緊急連絡の方法などについても確認しておくことが重要です。・ 日が長いのでついつい遅くまで遊んでしまう
夏はどうしても夕方7時近くまで明るいので、遊びに夢中になり、ついつい約束した帰宅時間を過ぎてしまうこともありがちです。地域で夕方5時や5時半などにチャイムを鳴らすところもあるので、それを目安に帰ることを約束するか、チャイムが鳴らない地域では、携帯型のアラームなどを持たせてもいいでしょう。ただし、まず出かける前に、「だれと」「どこで」「何をして」遊び、「何時に帰ってくるか」を必ず確認する習慣を付けることで、本人に自覚を持たせることが必要です。また、万が一予定の時間に帰ってこない場合に、GPSなどを用いた位置情報を知らせるシステムをお子さんに持たせておくと安心ですね。・ 夏は痴漢などの猥褻犯が増える
夏はどうしても軽装となり、肌の露出も増えるため、猥褻目的の犯罪が増える傾向にあります。お子様についても、あまり肌や下着の露出が多くなってしまう服装や、あまりにかわいらしい服装でひとりで出かけることは避けるように注意してください。
また、知らない人に声をかけられたときの対応の仕方についても確認しておくことが必要ですね。・ 心が開放的になって繁華街や危険な場所へ
夏休みはどうしても心が開放的になります。つい冒険心もわいてきて、普段学校や家で「行ってはいけません」といわれている繁華街や裏通りなど、いわゆる大人の世界といわれる場所にも、「どうせ、ばれないだろうし」と行ってみたくなるものです。そういう場所には子供に対する注意の目が行きとどかず、危険に巻き込まれる可能性も高くなります。そういった場所の危険性についても、もう一度お子さんとしっかり話をして、お子さんが危険に近づかないようにしましょう。
いくつかご紹介してきましたが、夏休みは防犯について学ぶ良い機会でもあります。旅行などで親子のコミュニケーションをぐんと高めることもできますね。子供の自主性と防犯の意識を同時に高めることで、充実した夏休みを過ごし、2学期が始まるときには一段成長したお子様の姿をみることができるでしょう。今回は防犯についてのお話をしましたが、水の事故など、その他の夏休みに気をつけるべきポイントについてもまたご紹介しますね。
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終了いたしました。皆様、ご来場ありがとうございました。
当日はその他にも楽しいイベントが盛りだくさん。
夏の思い出に、親子でご参加ください。2006.07.21