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夏のレジャーと子どもの安全。花火やバーベキューでの注意点

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セコムの舟生です。

花火や、バーベキューの注意点を事前に確認しましょう。夏休み、花火やバーベキューなどを予定しているご家庭もあるのではないでしょうか?
花火もバーベキューも、夏の風物詩。
子どもにとっては火の扱い方、大切さを学ぶいい機会です。
ぜひ親子の楽しい思い出にしてくださいね。

ただ一方で、事故には十分な注意が必要です。
毎年のように火の事故が起きていることを忘れないでください。

今回は、花火やバーベキューといった、夏のレジャーで気をつけたい火災や、やけどなどの事故を防ぐ注意点をまとめます。

 

* * * * * * * * *


▼ 花火で大やけど!?油断できない火の危険と事故防止のポイント
手持ち花火はコンビニなどでも購入でき、子どもにも身近なものです。
しかし火薬や火気を使う遊びですので、危険性がともなうことを忘れてはなりません。

国民生活センターが実際に起きた花火の事故をまとめています。
・手持ち花火に火をつけたところ爆発して、近くにいた子どもがやけど
・ロケット花火の頭部が子どもの目に当たり、失明の危険
・打ち上げ花火に点火したところ、爆発して目に直撃し失明
・吹き出し花火に着火したところ、握っていた部分が爆発してやけど
・回転花火に着火したところ、火を噴いて真横に飛び、体に直撃してやけど

火薬が燃える温度は非常に高く、身の回りにあるものの中でも飛び抜けて高温
重度のやけどに直結する大変危険なものなのです。

<子どもと花火をするときの注意点>
○ 気象状況に配慮する
風が強いときは火の動きが予測できません。固定したはずの打ち上げ花火が風で倒れ、事故につながったケースもあります。「危ないから今日はやめよう」という判断も必要です。
○ 安全な場所を選ぶ
近くに燃えやすいものがなく、広くて安全な場所でおこないましょう。
○ 消火用のバケツも準備する
遊び終わった花火を消すバケツとは別に、消火用の水を近くに準備してください。
○ 製品の表示どおりの方法で正しく遊ぶ
花火は製品によって遊び方が異なります。火をつける前に必ず遊び方を確認しましょう。
○ ライターで着火しない
手に持ったライターで着火すると、炎が突然噴出して危険です。ろうそくや着火剤を使い、体から離して火をつけるようにしましょう。

浴衣や長いスカートにろうそくの火が触れ、大やけどを負う事故も起きています。
衣類は素材によっては火がつくと一気に燃え広がる危険があるので、ろうそくをまたいだりしないよう、よく言い聞かせてください。花火を持っていないときでも、お子さんの行動には十分注意しましょう。
 

▼ バーベキューではガスコンロと着火剤の扱いに注意!
火をおこして料理をつくるバーベキューは、子どもにとっていい思い出です。
火を便利に使いこなしたり楽しく食事をしたりという経験は、子どもの成長にもつながります。

火気に注意し、器具を正しく使って慎重に楽しみましょう。
キャンプやバーベキューで事故が発生する原因は、主に3つあります。

<着火剤>
バーベキューの火おこしによく使われるのが着火剤。着火剤は揮発性・燃焼性が高いため、継ぎ足し中に炎が大きくなり、大事故につながることもあります。取り扱いの注意をよく読み、間違った使い方は絶対にしないようにしてください。

<カセットコンロ>
アウトドアでカセットコンロを使用していて、装着したカセットボンベが爆発する事故が多発しています。原因は誤った使い方によるもの。カセットボンベは、過剰に加熱されると爆発につながります。大きな鍋や鉄板などをコンロに載せたり、2つ以上のコンロを連結して使用しないようにしましょう。また、暑すぎる場所で利用したり、火のそばで使ったりするのも避けてください

<炭の消火が不十分>
一度火のついた炭は簡単には火が消えません。消火が不十分な炭を捨てたことが原因で、森林火災になったこともあります。水をかけただけでは消火できないことがあるので、火消し壺に入れたり、砂をかけたりして、完全に火を消してから持ち帰る必要があります。安易に放置せず、キャンプ場やバーベキュー場のルールにしたがって処理しましょう。

アウトドアでの調理は、正しい知識がないと事故に直結してしまいます。火の粉が飛ぶこともあるので、お子さんがお手伝いするときは、長袖、長ズボンを着用させましょう。

<着衣にも注意を>
今月初め、大分県の河川敷で小学生と保護者のグループがバーベキューをしていたところ、保護者の女性の衣服にコンロの火が燃え移り、両足と腹部にやけどを負うという事故が発生しました。火に近づく際は、ロングスカートやフリルのついた衣服などにも十分注意しましょう。

 

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花火やバーベキューは楽しいイベントですが、はじめる前には注意しなくてはならないことをしっかりとお子さんに言い聞かせましょう。また、イベントの最中はお子さんの行動や居場所によく注意を払ってくださいね。

2015.08.13

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