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親子でできる!大掃除と一緒に「わが家の防犯チェック」

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セコムの舟生です。

戸締まり確認を習慣にしましょう。クリスマスを目の前に控え、子どもたちはワクワクが日ごとに高まるときですね。
冬休みがはじまれば、大掃除やお正月の準備を手伝うお子さんも多いと思います。

一年の締めくくり。
家族みんなで家の中をすっきりさせる機会に、「わが家の防犯チェック」も同時にしてみてはいかがでしょうか?

年末年始は、買い出しや初詣、帰省などで家を留守にする機会も増えるかと思います。空き巣に狙われることがないよう、家の防犯対策をしっかりしておくことが重要です。

お子さんの防犯意識を高めるうえでも役立ちますので、ぜひ冬休みに親子でトライしてみてくださいね!


* * * * * * * * *


▼ 泥棒に狙われるのは、こんな家!
たくさんの家が並ぶ住宅街や、マンションなどの集合住宅の中でも、狙われやすい家、狙われやすい部屋があるのをご存じでしょうか。

泥棒が侵入しやすいのは、入りやすく外から見えにくい住まいです。
子どもが犯罪にあいやすい状況とも共通する部分がありますね。

泥棒が狙いやすい家」の条件を具体的にまとめてみました。

<一戸建ての場合>
□ 高い塀や生け垣がある
□ 植栽が生い茂っている
□ 建物の周りに足場になる物が置いてある
□ ベランダの柵が目隠しになっている
□ 家の敷地と外の境界があいまい

ターゲットになりやすいのは、表通りや近隣から敷地内が見えない家。
塀や植栽は格好の隠れ場所になるので、泥棒に狙われてしまう可能性があります。
家の敷地の境界があいまいで、抵抗感なく建物に近づけてしまう場合にも注意が必要です。
また、泥棒は、屋外に置かれた自転車や収納ボックスなど、足場になりそうな物にも目をつけます。
ゴミや古新聞などが建物の周りに放置してあれば、「隙が多い家」と思われてしまうかもしれません。

<集合住宅の場合>
□ 管理人がいない
□ 比較的新しい
□ 玄関付近が外から見えにくい構造になっている
□ 窓やベランダ側に目隠しになる塀などが設置されている

エントランスがオートロックでも、中に入り込むのは、それほど難しいことでもありません。
まだ新しいマンションは、しっかりしたコミュニティができておらず、住人同士でも顔見知りが少ないことから狙われることがあるようです。
また、プライバシーを重視した建物構造が、かえって隠れ場所を多くしていることもあります。

これらを踏まえて、家や建物の周りをぐるりと歩いてみてください。
侵入するとしたらどこか、入りやすい場所はないか、こっそり隠れられる場所はないか...。
子どもと一緒に、自分たちの住まいをよく観察してみましょう。
「防犯」の視点であらためて見て回ると、いろいろな「弱点」が見えてくることがありますよ。


▼ 親子で「泥棒に狙われないための防犯対策」をしよう!
泥棒に狙われそうな「弱点」が見つかったら、改善しなくてはなりません。
建物の構造上、改善が難しい場合は、弱点を補う対策が必要になります。

家の防犯対策としてできることをピックアップしました。

□ 植栽や雑草などが視界を遮らないよう、庭を手入れする
□ 家の周りになるべく物を置かない
□ 死角になる場所にセンサーライトや防犯カメラを設置する
□ 家の周囲に防犯砂利を敷く
□ 防犯性の高い窓や鍵を設置する
□ 窓枠に丈夫な格子を付ける


▼ 年末年始のお出かけのとき忘れずにしたい防犯対策
年末年始は、家族で外出することもあると思いますが、留守であることがわかってしまうと、泥棒に狙われるかもしれません。お出かけのときには、留守をさとられないようにする対策も大事です。泥棒はいろいろな手段で留守を確かめようとしますから、隙を与えないようにしましょう。

□ ポストに新聞や郵便物をためない
□ 洗濯物を外に干したままにしない
□ 帰宅が遅くなるときは室内の照明をつけておく(タイマーなどを利用する)
□ 長時間留守番電話にせず、携帯電話に転送する
□ 数日間家を空けるときは、新聞・郵便物の配達を止めてもらう


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いくらピッキングやガラス破りの対策をしていても、意外な経路から泥棒に入られてしまうことがあります。
実は、「無締り」の窓や玄関から侵入されてしまうケースも少なくないのです。
鍵のかけ忘れには十分注意してください。

トイレやお風呂の小窓などを換気のために開けているご家庭もあると思いますが、わずかな隙間が侵入経路になることもあるので、油断は禁物。
また、短時間の外出でも家中の鍵をしっかりかけるという習慣を、お子さんにもつけさせましょう。

本当に施錠されているかどうか、出かける前にひとつひとつ手で確かめ、お子さんと一緒に「リビングの窓、よし!」「子ども部屋の窓、よし!」「玄関の鍵、よし!」と声に出して確認することをおすすめします。

2015.12.21

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