[通学路の安全/強化月間]子どもを狙う不審者の「声かけ」5つのパターン
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セコムの舟生です。
3月下旬、2年間にわたって行方不明になっていた女子中学生が保護され、未成年者誘拐の容疑で20代の男が逮捕されました。
犯行の手口や経緯はまだ明らかになっていませんが、女子生徒は「容疑者にフルネームで呼びかけられた」と話していることなどが報道されています。
犯罪に及ぼうとする者にとって、子どもの名前を知ることは難しいことではありません。
持ち物や外に置いてあるおもちゃ、自転車などからわかってしまうこともあります。また苗字は、家の表札から、名前は持ち物などからといったようにフルネームこそわからなくても、情報を組み合わせれば推測することも可能です。
今回の事件でも、容疑者は女子中学生の身辺を下調べして犯行に及んだとの報道もあります。
身の回りに、子どもの名前が外から明らかにわかるようなものがないか、もう一度チェックしましょう。
さて、新しい学年を迎え、「子どもの安全ブログ」でも子どもの安全・防犯対策をテーマごとにまとめた「強化月間シリーズ」の連載をスタートします。来月以降もさまざまなテーマで連載していきますので、ぜひお子さんの安全にお役立てください。
4月のテーマは「通学路の安全」。
通学路で子どもが被害者になりがちな犯罪や事故について取り上げ、毎週木曜日に掲載します。
初回となる今回は「声かけ」についてお話します。
子どもの連れ去りやわいせつ犯罪は、声かけがきっかけになることが多いのが実情です。
特に決まった時間に子どもが通る通学路は、不審者に狙われやすい場所ともいえます。
通学路の声かけに対する安全対策をしっかり身につけられるように、お子さんに注意点を繰り返し伝えるようにしましょう!2016.04.07