1964年の東京五輪の安全・安心を支えたセコム。そして今、子どもたちのために...
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セコムの舟生です。
最近は、スーパーや駅など身近な場所でも、当たり前のように警備員の姿を見かけますね。
子どもたちが元気に暮らす住宅地や商業施設がある街中でも、すっかりなじみの存在になっている警備員ですが、巡回警備や常駐警備を日本で初めて提供したのは、セコムだということをご存じでしょうか。セコムが日本初の警備会社として設立されたのは、1962年のこと。
1964年には、東京五輪において代々木の選手村の警備を請け負い、選手の安全・安心に貢献しました。以来、私たちセコムは、企業や公共施設、そしてご家庭や個人の方に「安全・安心」を提供する会社として、走り続けてきました。今回は、そんなセコムが考える「安全・安心」とその取り組みについて、あらためて皆さんにご紹介したいと思います。最後までお楽しみください!
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▼ ロンドン五輪でもセコムのセキュリティが活躍!
セコムが警備会社として広く知られるようになったきっかけは、1964年に開催された東京五輪選手村の警備だったと言われています。当時はセコムではなく「日本警備保障株式会社」という名前でした。東京五輪で「警備員」の知名度が上がり、常駐警備や巡回警備の需要が高まりました。
しかし、人間による警備は、契約が増え続ければそれに比例して多くの警備員を管理しなければならず、警備の質にもばらつきが出かねません。そこで、セコムでは1966年、日本初のオンライン・セキュリティシステムの開発に乗り出し、異常が発生した時には管制センターで監視し、緊急対処員が駆けつけるという新しいセキュリティの形を創出しました。このシステムにより全国にネットワーク基盤を築いたセコムは、1981年、わが国で初のホームセキュリティシステムを開発・発売。現在では、企業が約88万件、家庭が約89万3000件、合計177万3000件の契約をいただくようになりました。セコムは、いまや対処つきオンライン・セキュリティシステムではNO.1の会社になりました。先のロンドン五輪でも、セコムのイギリスのグループ会社「セコムPLC」が五輪会場の多目的施設の警備を提供。世界中から集まった選手や観客の皆さんが、安全に、安心してスポーツの祭典を楽しめるよう、万全のセキュリティで見守りました。セコムは現在、このイギリスをはじめ、台湾、韓国、中国、タイ、マレーシア、シンガポール、インドネシア、ベトナム、オーストラリア、ニュージーランドと11カ国に進出。最もユニークでハイテクなセキュリティ会社との評価をいただいています。
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日本の経済、社会はこれからますます発展し、都市は成熟していくことでしょう。
このような変化の激しい時代に生まれ、育っていく子どもたちを取り巻く環境がどのように変化するかはわかりません。しかしながら、「ダメ」「危ない」という言葉で縛りつけるだけでは、子どもたちの「安全・安心」にはつながりません。危険を予測したり対処方法を学んだりする機会をできるだけつくってあげましょう。子どもの興味や好奇心は、安全スキルの向上にも必ず役立ちます。
そのための情報を、「子どもの安全ブログ」でこれからも発信し続けたいと思います。
2013.10.07