薄着の季節は子どもを狙う「盗撮」に注意

セコムの舟生です。

夏らしい気候になり、子どもたちの装いもすっかり軽やかになりました。
薄着の季節に心配なのは性犯罪です。

子どもの安全NEWS」でも取り上げていますが、無防備な子どもが狙われる事件が繰り返されています。
夏場は特に「盗撮」への注意が必要です。

子どもを狙った盗撮は、あらゆる場所で発生しており、男の子も被害者になっています。
盗撮されたことに気づかないまま、インターネット上に写真が流出するケースもあるようです。

子どもを卑劣な盗撮から守るにはどうしたらいいのでしょうか。
実際に起きた事件を振り返りながら、お子さんに盗撮の危険を教える方法や自衛のポイントをチェックリストにしたのでご覧ください。


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▼ 商業施設や公園...「不特定多数が出入りする場」が狙われる
まず「子どもの安全NEWS」で取り上げたニュースの中から、ここ1年ほどの間に起きた盗撮事件を振り返ってみましょう。

スーパーやショッピングモールなどの商業施設、公園など、誰もが出入りがしやすく、かつ子どもが集まる場所で被害が多く発生しています。

・小2女児を盗撮しようとした容疑で40代男を逮捕。商業施設で商品を見ていた女児の背後からスカート内に携帯電話を差し入れた疑い(2017年6月 福岡県)
・小3女児を盗撮した容疑で10代男を逮捕。公園のトイレに女装姿で忍び込み、女児をスマホの動画で撮影した疑い。盗撮が疑われる動画が複数見つかった(2016年8月 福岡県)
・小6女児に対する盗撮未遂の容疑で30代男を逮捕。徳島県内の商業施設で買い物中の女児に小型カメラを入れたバッグを近づけ、スカート内を盗撮しようとした疑い。過去にも同様の行為を数回おこなったと供述(2016年7月 徳島県)
・小学生女児への盗撮容疑で30代男を逮捕。大型商業施設の子ども服売り場の試着室で、着替えていた女児をカーテンの隙間からスマートフォンで盗撮。女児の父親が気づいて取り押さえられた(2016年7月 佐賀県)
・9歳女児を盗撮しようとした容疑で20代男を逮捕。市内のスーパーで買い物をしていた女児に近づき、スカートの下にスマートフォンを差し入れ、撮影した疑い。別の女児の画像も見つかった(2016年7月 香川県)

薄着の季節には盗撮被害が多いことが伺えます。
また複数の犯行が発覚するケースも珍しくなく、子どもが集まる場所には盗撮する機会を狙う不審者が潜んでいる可能性があると考えるべきでしょう。

子どもは目の前のことに夢中になっていると、背後の気配に気づかないことがあるため、無防備になりがちです。
夏場でもスカートのときはスパッツをはくなどして自衛させ、不特定多数が出入りする場所では特に背後に注意するよう教えましょう。

保護者が一緒に外出するときは保護者が注意を払い、お子さんをひとりにしないようにしてください。

また、公園のトイレは男性でも出入りできる場合があり、子どもがひとりで入るのは危険です。
盗撮以外の性犯罪被害も発生していますので、必ず友達と一緒に行くことや、周囲に怪しい人がいないかをよく確かめるように教えてください。


▼ 男の子が盗撮の被害者になることも
盗撮被害は女の子に限られたものではありません。
男の子の盗撮被害も発生しています。

・小学生男児に対する盗撮の容疑で30代男を逮捕。宿泊施設にある共同浴場で、9~12歳の男児の全裸をスマートフォンで動画撮影した疑い(2016年9月 山口県)
・児童買春・ポルノ法違反の疑いで30代男を逮捕。病院の浴室に小型カメラを設置し、小学生男児の裸を盗撮した疑い(2017年6月 福島県)

公衆浴場やプールの更衣室などでの男の子の盗撮被害は、以前から繰り返し発生しています。
男の子は、自身が性犯罪の対象になるかもしれないという意識が薄く、無防備になりがち。

服を脱いだり着替えたりする場では、周りに怪しい行動をする人がいないか、よく確かめるように教えましょう。


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【盗撮から子どもを守るためのチェックポイント】

■ 保護者がすべきこと
□ 過度にかわいらしい服装や露出の多い服装はさせない
□ 首周りや裾丈など、体に合ったサイズの服を着用させる
□ スカートのときはアンダーパンツやスパッツをはかせる
□ 公共の場では子どもの姿勢や座り方などにも注意を払う
□ 子どもの身辺をよく見て、不審な動きをする人がいないか注意する

■ お子さんとの約束
□ 階段やエスカレーターでは、後ろに注意する
□ 遊びに夢中になりすぎず、ときどき後ろを振り返る
□ 更衣室や試着室など、服を脱ぐ場所では周囲の様子をよく確かめる
□ 公園や商業施設では不審な動きをする人や、近寄ってくる人がいないか注意する
□ 写真を撮らせて欲しいと言われても決して応じない


自宅で入浴中や着替え中のお子さんが盗撮される事件も起きています。
夏場は、窓を開けておくことも多いと思いますが、そのようなすきを狙われます。

着替えのときは窓とカーテンを必ず閉めることを徹底させる、入浴中は風呂場の窓を閉めて換気扇を使用するなど、お子さんの周りが無防備にならないよう注意を促しましょう。

また、防犯のためにも、家の周囲にはなるべく死角を作らないようにしましょう。
自宅の周囲は、見通しを良くしたり防犯砂利を敷いたりして、侵入者を防ぐ防犯対策も検討してください。

2017.07.06

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