連れ去り事件の検挙率が再び低下!
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セコムの舟生です。
冬は風邪が流行する季節。「たかが、風邪」と、あなどることなかれ。昔から"風邪は万病のもと"といいます。外から帰ったら手洗いやうがいをする、体調を崩さないよう早寝を心がけるなど、習慣にしたいものですね。お茶を普段飲むよりも薄めて、ぬるめの温度でうがいをすると、お茶に含まれるカテキン効果で風邪予防にいいと聞きましたよ b(⌒o⌒)
さて今回は、検挙率についてお話しします。
昔は略取・誘拐、いわゆる連れ去りの事件の検挙率はほぼ100%に近かったのですが、子供を誘拐する目的が身代金要求などの金銭から、猥褻(わいせつ)行為や社会への不満のはけ口としてなど、多様化・異質化してきたことにより、検挙率は2000年頃から低下を始め、2004年には約72%まで落ち込みました。しかし、この頃から子供が被害者になる事件が大きく報道されるようになったこともあり、危機感による市民や警察の積極的な取り組みにより被害件数も減少しはじめ、検挙率についても2006年には90%を超えるまでに回復しました。これは、一人ひとりの意識の向上や、地域活動の活発化の効果が現れているものと考えられ、とても素晴らしいことだと思います。
このところの報道では、"子供が被害に遭う事件"について取り上げられることも減ってきていますが、親は安心しても大丈夫なのでしょうか?
2008.02.22