ひとりで下校するときに注意したいポイント
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セコムの舟生です。
すっかり日が暮れるのが早くなりました。お子さんが遊びに出かけて、帰りがちょっと遅いなと思い、ふと外を見ると真っ暗だった...なんてことはありませんか?
防犯面もそうですが、交通事故も心配ですね。運転をする人はわかると思いますが、暗い道では歩行者が見えにくくなります。特に暗い色の服を着ていると、歩行者のすぐそばに近づくまで発見できないこともあるのです。小さな子供だとなおさら見えにくくなります。
お子さんのランドセルや習い事のカバンなどに反射板を付けると、夜道でも光って、車やバイク、自転車に乗っている人の注意を引くことができます。また、服装の色を工夫するだけでもだいぶ違います。こういった一工夫ならご家庭でも簡単にできますね。
暗くなるのが早いこの時期、子供の防犯について親子でおさらいをしてみましょう。
子供を狙った犯罪は下校時間帯に集中しています。子供がひとりでいるときに被害に遭うケースが圧倒的に多いので、犯罪者から子供を守るためには、子供をひとりにさせない工夫が必要です。
ご近所に同級生が住んでいるなら一緒に帰るようにさせましょう。クラスが違って下校時間がずれる場合でも、校内で待ち合わせをするよう、親同士でも話し合っておけるといいですね。
お子さんがひとりで下校しなければならない環境にお住まいの場合は、お子さんがひとりになってしまう地点まで保護者の方が迎えに行ってあげたほうが安心です。
しかしながら、それぞれのご家庭の事情もありますし、学年が上がるにつれ、ひとりで登下校するような場面も出てくるでしょう。
ここで、ひとりで帰るときの注意ポイントをおさらいしてみましょう。お子さんと一緒に確認してみてください b(⌒o⌒)
注意1:寄り道はダメ!
寄り道をしてしまうと、おうちの人がお子さんの居場所を把握できなくなってしまいます。親子で確認した通学路を帰ってきましょう。注意2:隙をみせない!
お子さんは考えごとをしながらふらふら歩いていませんか? 前後左右に注意しながら早足できびきびと歩くことを親子で約束しましょう。注意3:防犯グッズの用意はOK?
防犯ブザーやココセコムなどの防犯グッズをぜひ持たせてあげてください。万が一に備えて、防犯シミュレーションをしたり、防犯マップを親子で一緒につくったりしてみるのも、子供の防犯意識を高めるのに役立ちます。「寄り道はしちゃだめよ!」「きびきび歩こうね」と親が一方的に話をしても、子供には意図がしっかりと伝わっていないことがあります。そこで、子供に答えを導き出させるという方法はいかがでしょうか?
たとえば、学校から不審者情報のお知らせが配布されたときなどに、「通学路で『お菓子をあげるからおいで』って、声をかけられた子がいるんだって。○○ちゃんならどうする?」「悪い人が子供を狙うときって、下校時間が多いんだって。それに、ひとりでいるとき、一番狙われやすいんだけど、何に気をつけたらいいと思う?」というように、子供に答えを考えさせると、子供がどの程度の防犯意識をもっているかが把握できます。
親子でしっかりと防犯について話し合ってみてください (^_^)
<お知らせ>
今週末はキッズデザイン博2007の巡回展としてクリスマスイベントが東京で開催されます。お近くの方は、ぜひお立ち寄りください。■キッズデザイン・クリスマスイベント ~親子で学ぼう!安全・安心なくらし~
日程:12月1日(土)~9日(日) (注:12/5(水)は休館日となります)
場所:電力館(東京都渋谷区神南) 5階マジカルホール
時間:10:00~18:00
共催:経済産業省
入場無料《内容》
●第 1回キッズデザイン賞受賞作品展示
見て、触って、実感できるキッズデザイン賞受賞作品を14点を展示します!
お気に入りのキッズデザインを見つけてください!●シンポジウム:電力館8階 TEPCOホールにて 2回開催します!
・シンポジウム1:12月2 日(日)14:00 ~16:00
「あぶない!のかがくとキッズデザイン」
・シンポジウム2:12月9 日(日)14:00 ~16:00
「子どもたちの安全・安心シンポジウム」●参加型ワークショップも多数ご用意しています
※シンポジウム・ワークショップの参加には事前予約が必要です。
詳細はキッズデザイン協議会のホームページ
http://www.kidsdesignaward.jp/kds_junkai/index.htm#christmas
をご覧ください!2007.11.29