マイナンバーカードとは?
マイナンバーの通知後に市町村に申請をすると、身分証明書やさまざまなサービスに利用できるマイナンバーカードが交付されます。今回は、マイナンバーカードについて解説します。
1 マイナンバーカードとは? 最初に届く通知カードとの違いは?
マイナンバーカードはプラスチック製のICチップ付きカードで、券面に氏名、住所、生年月日、性別、マイナンバー(個人番号)と本人の顔写真等が表示され、マイナンバーの本人確認手続を1枚で行うことができます。ます。マイナンバーカードのICチップに記録されるのは、券面記載項目と電子証明書などに限られ、個人の所得金額などプライバシー性の高い個人情報は記録されません。
一方、紙製の通知カードには写真表示が無いので、マイナンバーの本人確認手続では、あわせて運転免許証など顔写真付きの身分証明書などが必要になります。また、マイナンバーカードの交付を受けると通知カードは不要となりますので、マイナンバーカード交付時に市区町村に返納することになります。
2 マイナンバーカードは何に使えるの?
マイナンバーカードは、本人確認のための身分証明書として利用できるほか、搭載されているICチップを利用して「図書館カード」や「印鑑登録証」など地方公共団体が定めるサービスに利用でき、「e-Tax」などの電子申請等が行える電子証明書も標準搭載されます。 なお、既に所有している住民基本台帳カード(住基カード)は有効期限まで利用することができますが、マイナンバーカードとの重複所持は出来ないため、マイナンバーカード交付時には返納することになります。
2016.11.04更新