[緊急提言]子どもがドラム式洗濯乾燥機に閉じ込められる事故の防止策
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セコムの舟生です。
6月上旬、東京都で小学2年生の男の子がドラム式洗濯乾燥機に閉じ込められて亡くなるという事故がありました。
多くの家庭に普及している「ドラム式洗濯乾燥機」が原因で起きた死亡事故に、びっくりされた方がたくさんいらっしゃると思います。何らかの理由で洗濯槽に入ってしまい、内側からふたを開けることができず、閉じ込められたと報じられています。事故の原因となったドラム式洗濯乾燥機は、事故当日に届いたばかりとのこと。男児は新しい洗濯機に関心を示していたそうです。
新しいものに興味をもち、触ったり、のぞきこんだりするのは、子どもの自然な反応です。子どもの成長にとって大切な意味を持つこの特性が、不幸な事故につながってしまったことが本当に残念です。
ドラム式洗濯乾燥機の中には、洗濯物投入口のふたを閉めると、内側からは開けられない構造になっているものがあり、海外でも同様の事故が起きています。
今回は、子どもがドラム式洗濯乾燥機に閉じ込められる事故の状況や、子どもの行動パターンを踏まえ、安全のためにできる対策をまとめます。
2015.07.02