夏のやけどにご用心!ヒヤリ・ハットの実態から学ぶ危険箇所
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セコムの舟生です。
ここのところ車からの声かけや、強引に車に連れ込もうとする事件をはじめ、車を用いた事案が立て続けに発生しています。
知らない相手への対処方法をあらためて確認するとともに、不審車両との距離のおきかたをお子さんと確認してください。
大切なのは、車から距離を保ち、いざというときに逃げられるようにすること。目安は大人が両手を開いたくらいの距離です。周囲の交通量や状況で距離が取れないときは、いつも以上に警戒するようにしましょう。
さて、今回のテーマは、「やけど」。
「アイロンや炊飯器などで、子どもがやけどしそうになった」
お子さんがいるご家庭なら、一度くらいはそんな経験があるかもしれません。やけどの心配といえば、家電製品や調理器具があげられると思いますが、日差しが強く、気温が高くなる夏場には、屋外でのやけどにも注意が必要です。
やけどにつながる子どもの事故は、思いがけない場所、思いがけないタイミングで起こるもの。
実際に起きた「ヒヤリ・ハット(※)」を調べてみると、よくある日常生活のワンシーンに、やけどの危険が潜んでいることがわかります。(※)「ヒヤリ・ハット」とは、「1件の重大災害が発生する背景に、29件の軽傷事故と、300件のヒヤリとしたり、ハッとしたが幸いにも回避できたという状況がある」というハインリッヒの法則をもとにした、事故寸前の危険な事例をいいます。
今回は、東京都から発表された資料を参考に、夏ならではのやけどの危険ポイントをまとめました。
2014.06.23