子どもを空白の時間から守る
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セコムの舟生です。
夏休みも終わり、いよいよ新学期。学校生活の再開です。
学校生活は、親からは見えない部分。どれほど丁寧に子どもとコミュニケーションを取っていても、学校での子どもの"今"を完全に把握することは困難です。
滋賀県大津市で起きたいじめ事件は大きな社会問題となりました。その後、兵庫県やさまざまな地域や学校で、子どもたちの学校生活に潜むいじめという"闇"が報道されるようになりました。
どのようなことでも隠さずに話しあえる間柄を親子で持つこと。
会話の中から普段との違いを見極めること。
夏休み中もネットを使ったいじめがあり、子どもとのコミュニケーションが必要です。そして、夏休みから生活が変わる新学期には、いつも以上に丁寧に子どもとコミュニケーションをとるようにしてあげてください。
もし子どもの悩みに触れ困るようなことがあれば、各種の相談窓口で専門家の意見を参考にするのもひとつの手段。こちらの文部科学省のページなどを活用してください。また、インターネットに関わることならインターネットホットライン連絡協議会のページを参考にしてください。
さて、新学期が始まると、共働きのご家庭をはじめ、放課後に子どもがひとりで過ごす時間が増えますね。親の目が届かない時間や場所で、何かが起こらないとも限りません。
今回は、親と子の間に横たわる"空白"を埋める方法を考えてみたいと思います。
2012.09.03