子どもの自転車利用に潜む交通事故の危険性を考える
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セコムの舟生です。
9月21日~30日までの10日間は、「秋の全国交通安全運動」の実施期間にあたります。交通事故防止の徹底を図るため、毎年、春と秋に行われており、街中で見かけるポスターなどでご存じの方も多いかもしれませんね。
警視庁から発表された「子供の交通人身事故発生状況(平成23年上半期)」によると、子どもの交通事故発生件数は近年ゆるやかに減少していますが、事故が発生する状況の傾向には、あまり変化がありません。交通事故の多くは、飛び出しや信号無視、安全確認不足など、本人の交通ルール違反が原因です。動きが活発な男の子は、女の子に比べて約2.6倍もの事故発生率(小学生)というデータもあります。
また子どもの交通事故の割合を見てみると、自転車乗車中の事故が62.3%。歩行中の事故が37.5%ですから、自転車乗車中の事故がたいへん多いことがわかります。歩行中だけでなく、自転車乗車中の事故の危険性について、子どもにしっかりと伝えていきましょう。
「秋の全国交通安全運動」の期間は、「子どもの交通安全」と向き合ういい機会です。ぜひ親子で注意点を話し合ってみてください。
2011.09.22