いよいよスタート! キッズデザイン賞 ~前編~
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セコムの舟生です。
先日、折り畳み式のベビーカーで乳幼児が指を切断した事故が昨年2件相次いで起きていたことが、国民生活センターから公表されました。畳んでいたベビーカーを母親が開く際に子供がフレーム屈折部分に指を挟み、事故になったそうです。
子供がベビーカーに手を挟む事故については、過去にも国民生活センターにたくさんの相談が寄せられているようです。ベビーカーは乳幼児が乗る物ですが、どうしても使うのは"大人である"という意識があるように思います。幼児がシュレッダーに指を入れてしまった事故もそうですが、子供が直接使用するものでなくても"子供目線"で物づくりを行うことの大切さを改めて考えさせられました。
さて今回は、私も理事を務めているキッズデザイン協議会がこの4月から正式にNPO法人として新たにスタートし、いよいよ5月7日からキッズデザイン賞の応募受付も始まることについて、協議会の事務局長を務める小野裕嗣 専務理事と、キッズデザイン賞の審査員をされる産業技術総合研究所デジタルヒューマン研究センターの西田佳史さんに、お話をうかがいます。以前、西田さんには「子供の安全を科学する」でも、お話をいただいています。
2007.04.24