セコムグループの歩み 1981~1988年|企業理念・ビジョン・歴史|【セコム】防犯、警備、ホームセキュリティのセコム株式会社 −信頼される安心を、社会へ。−

セコムグループの歩み

セコムグループの歩みをご紹介します。

「安全・安心」を企業から家庭まで幅広く提供
基盤のネットワークを活用し情報社会を先駆ける

1981(昭和56)年、日本初の家庭用安全システム「マイアラーム」(現・「セコム・ホームセキュリティ」)を開発し、日本になかったセキュリティの家庭市場の開拓に挑みました。1軒1軒説得しお客様を増やすともに、実体験を通じて「安全・安心」の質の向上に取り組みました。サービス開始から30年以上、圧倒的シェアを誇る家庭市場であらゆる経験をノウハウに変えてサービスを磨いてきたセコムのホームセキュリティは、今や「セコムする」が「ホームセキュリティをつける」と同義語になるほど社会に定着しつつあります。

また、1980年代は今のIT社会を先駆ける「ニューメディア時代」がやってくると叫ばれ、コンピュータが通信回線で結ばれ家庭で様々なサービスを受けられると言われました。しかし当時はホームバンキングやホームショッピングなどの実験が行われましたが、コンピュータネットワークを活用して実用化されたサービスはほとんどありませんでした。そうした中でセコムのホームセキュリティは、コントロールセンターのコンピュータと家庭のコントローラーのマイコンが通信回線で結ばれ、家庭にいながらにして安全のサービスを受けられるということで、マスコミから“ニューメディアの原型”と評価されました。

1985(昭和60)年、日本電電公社が日本電信電話(株)(NTT)に民営化され、第二電電(株)(KDDIの前身)が設立。IT技術が急速に進化を始めましたが、セコムも情報社会を先駆けるトップランナーの1社として、情報系事業の進出を皮切りに、安心で便利で快適なサービスを創造しトータルな新しい社会システムを創るという「社会システム産業」というビジョンを1989(平成元)年に打ち立て、新しい時代を切り拓いてきました。

1981年(昭和56年)

写真:日本初の家庭用安全システム「マイアラーム」(現・「セコム・ホームセキュリティ」)
日本初の家庭用安全システム「マイアラーム」(現・「セコム・ホームセキュリティ」)

1月、日本初の家庭用安全システム「マイアラーム」(現・「セコム・ホームセキュリティ」)を開発し発売。家庭マーケットに進出する。

2月、米国カリフォルニア州のバレーバーグラー&ファイヤーアラーム社の株式を100%取得(現在は売却)。本格的に米国に進出する。

写真:韓国のサムスングループと設立した韓国安全システム(株)(現・(株)エスワン)
韓国のサムスングループと設立した韓国安全システム(株)(現・(株)エスワン)

3月、韓国のサムスングループと合弁で、韓国安全システム(株)(現・(株)エスワン)を設立(設立は1980年7月)し開業。4月から韓国初のオンライン安全システムの提供を開始する。

6月、大規模施設向けトータル安全管理システム「トータックス-T」を発売。

9月、東京都三鷹市に「セコムTEセンター」を開設。それまでのセコムEDセンター、技術部など分散していた技術陣を同センターに集結し強化。

1982年(昭和57年)

1月、「安全産業」元年を宣言。創立20周年にあたり、警備からさらに広範な「安全・安心」を提供する「安全産業」を目指すことを宣言する。

6月、静岡県御殿場に新研修所「セコムHDセンター御殿場」を竣工する。

10月、米国カリフォルニア州で当時ホームセキュリティ専業最大手のウエステックセキュリティ社の株式を100%取得(セキュリティ事業は売却)する。

11月、「マイアラーム」(現・「セコム・ホームセキュリティ」)のオプションとして日本初の救急通報システム「マイドクター」を開発する。

1983年(昭和58年)

8月、仙台市で都市型CATV会社、宮城ネットワーク(株)を設立。続いて9月に茨城県水戸市で茨城ネットワーク(株)、10月に新潟市で新潟ネットワーク(株)を設立(CATV会社は現在売却)。情報系事業への先駆けとなる。

12月1日、日本警備保障(株)からセコム(株)に社名変更。1973年からブランドとして使用していた「セコム(SECOM)」に社名を変更し、社名とブランドを一体化する。

1984年(昭和59年)

5月、創業者・飯田亮(当時、代表取締役会長)が京セラ(株)創業者の稲盛和夫氏やウシオ電機(株)会長の牛尾治朗氏らとともに設立発起人として第二電電企画(株)(現在のKDDI(株)の前身)を設立する。

12月、コンピュータネットワーク「セコムネット」(SECOM-NET)が完成。当時の日本最大規模のコンピュータネットワークが誕生し、その後の高度情報化社会への基盤整備が整う。

12月、金融機関のATM向けに初の現金補填サービスを開始する。

1985年(昭和60年)

1月、北米標準(ナプルプス)方式のビデオテックスを全国展開するビデオテックスセンター(株)を設立(その後、セコムトラストシステムズ(株)に統合)する。セコムを中心に京セラ(株)、三菱商事(株)などが出資。

8月、セコムネット(株)を設立(その後、セコムトラストシステムズ(株)に統合)。コンピュータネットワーク「セコムネット」の情報通信網をセコムが分離独立し、それを活用してVAN(付加価値通信網)サービスを提供する。

10月、日本電信電話(株)(NTT)と合弁で日本コンピュータセキュリティ(株)を設立(その後、セコムトラストシステムズ(株)に統合)。コンピュータ犯罪を防ぐシステム監査などコンピュータセキュリティの設計・施工を行う。

1986年(昭和61年)

写真:東京・三鷹市にあるセコムTEセンター
東京・三鷹市にあるセコムTEセンター

1月、東京都三鷹市に「セコムTEセンター」を新築、竣工。各種実験室を完備し、独自の厳しい品質基準に基づく革新的な安全システムやセンサーなどの開発を行う。

6月、株式が大阪証券取引所市場第一部に上場。

12月、自治体向けに「高齢者向け緊急通報システム」を開始する。

1987年(昭和62年)

7月、米国の事業を統轄する持株会社、セコメリカ社を設立する。

8月、マンション用安全システム「セコムMS-1」を発売する。

1988年(昭和63年)

1月、各住戸にもセキュリティが入るマンション用安全システム「セコムMS-2」を発売する。

4月、米国でセコメリカ社が最大の病院経営会社HCA社の救急医療部門を買収(現在は売却)。当時は最大の民間救急医療会社(ライフフリート社)。

写真:日本初の指紋照合システム「セサモ‐ID」
日本初の指紋照合システム「セサモ‐ID」

4月、日本初の指紋照合システム「セサモ-ID」を発売する。

6月、横浜市に物流の拠点として「セコムFSセンター」を竣工する。

9月、タイでサハ・グループと合弁でタイ・セコムピタキイ(株)(現・タイセコムセキュリティ(株))を設立。

写真:東京中央コントロールセンター
東京中央コントロールセンター

12月、東京・自由が丘に日本初のホームセキュリティショップを開設。
この年から各都道府県に1ヵ所、47ヵ所のコントロールセンター体制となる。

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