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月刊長嶋茂雄

  • 2014年06月02日 更新

第45回 国境を超えた選手の活躍が生み出したもの

第45回
国境を超えた選手の活躍が生み出したもの

 巨人にフレデリク・セペダ外野手が加わり、DeNAにはユリエスキ・グリエル内野手がやってきます。ともにキューバのナショナルチームの主力として海外の野球関係者の間でその名が知られていた選手ですから、プレーが楽しみです。

写真:長嶋茂雄氏

 しかし、シーズンがスタートして2カ月たっての入団です。キューバと日本との時差は13時間あります。時差のある土地に移動した人間の体内時計がその土地の時間に適応するには1時間につき1日が必要といいます。
 身体が"日本仕様"になるのに2週間、さらにプレーを続けながら自軍と相手チームのデータを吸収し、生活環境に慣れる時間も必要です。心身ともに本来のプレーができる状態になるまでの日数を考慮して、セッカチの私も忍耐強く見ていきたいと思っています。

キューバ選手の来日で蘇る33年前の記憶

キューバ選手の来日で蘇る33年前の記憶

写真:長嶋茂雄氏
 いまはあらゆる競技でトップ・レベルの選手は、世界中を飛び回ってプレーするのが当たり前の時代です。キューバ選手の来日もファンには特別なことではないでしょう。しかし、私にはある感慨がわいてきます。
 巨人のユニホームを脱いだ翌年の1981年、キューバ・スポーツ省から招待され、ハバナでキューバン・ベースボールを観戦したときの思い出です。選手たちの強靭で柔らかい身体能力の高さ、エネルギッシュでダイナミックなプレーは組織で戦う日本野球に慣れていた私には新たな魅力にみちた野球と映りました。大リーグ野球とも一味違っていました。
 日本人はあらゆるところで外国のよいところを吸収し、日本流に磨き上げる能力に優れています。キューバの優秀な選手を日本チームに加えれば、日本野球はその良さを取り入れてまた一段階進歩する・・・と考えたのです。
 あれから33年、ずっと頭のどこかにキューバ野球が住み着いていたことにセペダの入団で気づきました。
 野球記者との雑談の折にたずねてみると、今季の大リーグ開幕ロースターには19人ものキューバからの亡命選手が登録されていたそうです。さすがキューバは野球王国ですね。アメリカとの国交がない国ですから、キューバのファンは大リーグ中継は見られませんが、私には縁のないインターネットなどの映像とやらがキューバの野球ファンの間で力を発揮しているのだとか。ファンの楽しみも世界をまたがる時代になりました。

世界標準となったスポーツファンの眼

世界標準となったスポーツファンの眼

写真:長嶋茂雄氏
 そこで気になるのが海の向こうの田中将大とダルビッシュ。これも雑談で出た情報ですけれど、アメリカのスポーツ専門テレビ局が「絶対に観なければいけない投手10人」をフロントやスカウトに選んでもらうと、その中に二人が入った、と言います。
 マー君は3位です。その評は「空振りを5種類の投球で獲れる唯一の投手。スプリットの落差が凄く、打者はこれを投げられると55%は空振りする。最もプレッシャーのかかるチーム(ヤンキース)で日本と同じ活躍は凄い」。
 日本野球を一段低く見て、日本の記録と大リーグ記録を分けて書くのが常だったアメリカの野球記者たちが、マー君の連勝中は日本連勝記録(28連勝)にヤンキースでの勝ち星をプラスして書いていたというのも嬉しくなる話しでした(34連勝で止まりましたが)。
 ダルビッシュは6位。「投げる試合すべてで完全試合を達成しそうになる。ただし9回に打たれるが」と、もうユーモア交じり。「投球術が特別だ。投球の質、スピードは文句なし、変化球の多彩さも類がない」というのです。まさに日本球界での高評価と重なるではありませんか。
 選手が海外を行き来することで、世界中のスポーツファンの眼が、世界標準の評価基準を獲得してきたらしいのを感じます。
 今月はブラジルでワールドカップが開催されます。世界中に散らばって戦っていた各国の一流選手が、それぞれ母国代表チームに結集して世界一を争う一カ月です。オリンピックとはまた違った、世界中を熱狂させるチーム競技の大会モデルをサッカーは作り上げました。将来ベースボールもそんな大会を持つようになることでしょう。
 国境を超える野球選手を話題にしたのは、ワールドカップの影響がありました。野球とサッカーに目を配る忙しく楽しい一カ月になりそうです。

  • 2014年06月02日 更新
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