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更新日:2025年6月9日
警備というと人間による巡回や立哨警備(施設や建物の出入口に警備員が立ち不審者等の警戒を行うこと)を想像される方が多いのではないでしょうか。
現在では巡回や立哨以外に機械警備も多くなっています。
その機械警備とはどのようなものなのでしょうか。
本記事では、機械警備とは何か?そして目的やメリットなどをご紹介します。
機械警備とは、扉の開閉センサーや人感センサー、画像センサー、金庫センサーといった機器を使用し建物や特定のものを監視する警備のことを言います。
機械警備以前は、人間による巡回や立哨警備が主流でしたが、機械警備では建物に設置したセンサーをオンラインで24時間365日遠隔監視することが可能となりました。侵入や火災などの異常を感知するとコントロールセンターが緊急対処員に急行を指示し、緊急対処員が駆けつけ、適切に対処します。
セコムではGPSで緊急対処員の誘導を行っており、スピーディーに駆けつけることができます。
導入の目的はさまざまですが、ここでは主な目的を3つご紹介します。
防犯を目的として機械警備を導入する方が最も多いです。犯罪をさせない、諦めさせるために機械警備が重要となります。不審者は犯行の際に音や周囲の目をとても気にしているので、機械警備が導入されている建物は侵入と同時に警報が鳴るため、犯行を諦める可能性があります。機械警備を導入している建物にはステッカーやセンサーが設置されているので、それを見た不審者が犯行を諦め、抑止力としての効果を発揮します。
設置したセンサーから異常信号を受信すると緊急対処員が迅速に駆けつけるので、被害の拡大防止に貢献します。セコムの機械警備では防犯はもちろんですが、火災の監視も基本のサービスです。戸締りの確認や火の元の確認をしていても不審者の侵入や火災が発生する可能性があります。万が一の事態に備える点も、機械警備を導入する目的のひとつです。
最近の機械警備は防犯以外の機能も多く搭載されており、監視カメラの映像確認や入退室管理、勤怠管理も機械警備で一元管理することが可能となっています。例えば、営業時間中の店舗内の様子を機械警備の監視カメラから確認することで、混雑状況を遠隔でチェックできるようになり、業務効率化を図ることができます。
一般的に機械警備で用いられる主なセンサーを5つご紹介します。
動く人体の熱を捉えて、主に室内に侵入した泥棒などを感知するセンサーです。
扉や窓の開閉を監視し、外から室内に侵入した泥棒などを感知するセンサーです。
ガラスの破壊音や振動を捉えて、ガラスの破壊を監視するセンサーです。
空間センサーと同様に主に室内に侵入する泥棒などを監視するセンサーです。
感知した様子を画像で確認ができますので、高度な監視が可能です。
煙や熱を感知し火災を監視するセンサーです。
機械警備には、火災監視サービスが含まれていることが多く見られます。
Merit 1
人間の警備員とは違い、機械は休憩や睡眠などの時間が必要ないため、24時間365日体制で監視できます。
Merit 2
カメラやセンサーを活用することで一度に複数個所を監視でき、カメラでは当時の映像を記録として残すことができます。
Merit 3
機械警備は警備員に比べ、費用やパフォーマンスの変動が無く、一定の品質を保った一貫性のある警備が可能です。
そのほかにも犯罪の抑止力や被害の拡大防止などの機械警備導入のメリットは数多くあります。
機械警備導入の注意点について3つご紹介します。
機械警備は建物に設置したセンサーが異常を検知すると緊急対処員が駆けつけるサービスです。
駆けつけの対応範囲は決まっており、対応範囲外ですとサービスを受けれられない場合があります。
導入先がサービス範囲内か警備会社へ確認する必要があります。
機械警備の導入には建物にセンサーを取り付ける必要があります。
防犯機器のため万が一の際に設置が原因で動作しないことなど無いよう、信頼できる工事業者なのか確認する事で安心して導入できます。
機械警備は機械を用いて警備を行うため、センサーの故障や経年劣化が発生する可能性があります。
万が一センサーが故障した場合は正常化まで一時的に警備レベルが落ちてしまうので、そのような事態を引き起こさないためにも定期的なメンテナンスが必要な事を把握しておきましょう。
セコムでは、ご自宅の機械警備(ホームセキュリティ)からビルやオフィスの機械警備まで幅広くカバーしており、業界No.1※1のご契約数で多くのお客さまから選ばれている信頼と実績があります。
異常発生時には業界最多の緊急発進拠点全国約2,500カ所※2から緊急対処員が迅速に駆けつけ、適切に対処します。
1個人・法人のオンラインセキュリティご契約件数は業界No.1の約262万件。(2025年3月31日時点セコム調べ。)
2セコム調べ(2025年3月末時点)
オンライン・セキュリティシステム「AZ」は、防犯・火災監視の2つの基本サービスを搭載しています。
防犯はドアや窓、シャッターなどの開閉の監視や、内部の人の動きを感知するセンサーが設置されており、感知した際には自動でセコムに通報します。
火災監視は火災による煙や熱の発生をセンサーが監視した際にセコムに通報し、状況により119番通報を行います。
非常通報や扉に設置した電気錠などと連動すれば入退室管理も可能です。
入退室履歴の確認や登録ユーザーの情報の確認、入退室資格の変更、カードの登録抹消といった操作をブラウザ上で効率よく行うことができます。
アプリから警備状態の確認やセット解除の操作ができるほか、画像センサーの映像も確認できるため、現地の状況把握にご活用いただけます。
また、空調や照明、エレベーターなどの設備異常の監視や制御も可能です。
ビルやオフィス以外にも、工場、駐車場、飲食店、無人店舗、病院、学校、娯楽施設などさまざまな用途・建物に合わせて機械警備を導入していただいています。
他にも、防災商品や情報セキュリティ、医療や損害保険など幅広いサービスをご用意していますので、セキュリティや防犯・防災のソリューションをご希望の企業さまは、ぜひセコムにお任せください。
オンライン・セキュリティシステムを詳しく知りたい方はこちら
【執筆】セコム株式会社
【執筆】セコム株式会社
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「あらゆる不安のない社会の実現」を目指し、セキュリティ事業を中心に防災事業、メディカル事業、保険事業、地理空間情報サービス事業、BPO・ICT事業を展開しています。
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