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シンガポールのセキュリティ事情

先進的な複合多民族国家

シンガポールは1965年にマレーシアより分離し、シンガポール共和国として成立。国土は約720平方キロメートルと、他のアジア諸国と比較して非常に狭く、東京23区と同程度で、人口は約564万人です。そのうち29%はシンガポールで働く*外国人やその家族が占めています(2019年1月時点)。
民族の構成としては、中華系、マレー系、インド系、その他の民族が暮らす多民族国家です。公用語は英語、中国語、マレー語、タミール語です。

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アジアビジネスの中心地

企業のグローバル戦略において、「アジア・太平洋地域の重要拠点」と言われているシンガポール。周辺地域へのアクセスが容易で英語が通じ、透明性のある法制度や行政手続きなどビジネス環境が整っていることから、多くのグローバル企業がシンガポールに地域統括拠点を設けています。
また、大型カジノ施設やアミューズメントパークの誘致など国を挙げた観光事業への取り組みが奏功し、外国人観光客数も毎年増加傾向にあり、2018年は過去最高の1,850万人の観光客数を記録しました。

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多民族国家ながら低い犯罪率

シンガポールは①大変厳しい法規制や刑事罰、②警察等の目が届きやすいコンパクトな国土、③犯罪の温床となりやすいスラムなどの少なさ、等が相まってその犯罪発生率はとても低いことで知られています。実際に、2018年の犯罪発生率(人口10万人当たりの犯罪認知件数)は、治安が良いと言われる日本の722件に対し、シンガポールは587件となっています。

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シンガポールの犯罪傾向

治安が比較的良好であるシンガポールですが、けっして犯罪がないわけではありません。""Low crime does not mean no crime"" は国民に対して油断しないようにと呼びかけるためにシンガポール警察が掲げたスローガンです。犯罪傾向は年々変化し続けており、シンガポール政府の統計資料によると、2018年から2019年にかけては、オンライン詐欺の件数と被害額が急激に上昇しています。(2019年は前年比で約54%の増加。)インターネットで商品やサービスを購入する際や、ローンを利用する際に詐欺の被害が発生しています。また、医療機関へのサイバー攻撃により個人情報の流出被害も大きな問題となりました。一方で暴行、窃盗、不法侵入等の犯罪件数は前年比で減少傾向となっています。

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シンガポールでのセコムの取り組み

セコムシンガポールは1992年の設立以降、企業向けオンライン・セキュリティサービス、出入管理マネージメントサービス、遠隔画像監視サービス、火災監視サービス、高感度煙感知システム、監視カメラ(CCTV)システム、貸金庫サービス、サイバーセキュリティサービスなど幅広いサービスをご提供しています。人件費の高いシンガポールにおいて監視カメラの遠隔画像監視により警備員コストを削減するご提案や、ランサムウェア等のサイバー被害対策のご提案を積極的に行っています。
これからも豊富な経験と現地特有のリスクに対する知見を活かして、最適なソリューションを提供することで、お客さまの事業運営をサポートしていきます。

*外務省ホームページによる。

執筆日:2020年2月末

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シンガポールのセキュリティ事情についてご紹介しているページです。法人向けのセキュリティならセコム。徹底したセキュリティや防犯防火対策警備のサポートをご希望の企業さまは、ぜひセコムにお任せください。