AEDとは|AED(自動体外式除細動器)|法人向けセキュリティ・防犯対策のセコム

AEDとは

AED(自動体外式除細動器)とは

AEDとは、Automated External Defibrillatorの略称で、日本語では自動体外式除細動器と言います。除細動とは、不整脈などによって心臓がけいれんしている状態に対して電気ショックを行い、心臓を正常な動きに戻すことを指します。よく「止まった心臓を電気ショックで動かすもの」と誤解されがちですが、正しくは「けいれんした心臓を電気ショックで一時静止させ、通常の拍動の再開を促すもの」です。
この除細動を、一般市民(非医療従事者)でも簡単に使用できるようにした械器がAEDになります。

なぜAEDが必要か

AEDを適切に設置することで、いざという時に備えることができます。
AEDの設置は法律で義務化されてはいませんが、横浜市では平成20年に施行された「横浜市救急条例」により、ホテルや病院、劇場、飲食店などの不特定多数の人が出入りする防火対象物のうち、特定の条件を満たした施設にAEDの設置を義務づけています。

次のような場所には積極的に設置することが大切です。

  • スポーツや温泉など心臓に負担がかかる可能性があり、心停止のリスクがある場所
  • いざというときにAEDを見つけやすい場所
  • 人通りが多くて救助を得やすい場所
  • 救急隊が到着するのに時間がかかる場所

例えば、運動前後1時間は、運動をしていない1時間と比べて突然死のリスクが高いといわれているため、スポーツセンターや学校の運動場などには設置した方がよいでしょう。そのほか、近くに病院がない地域の駅、飲食店、公共施設、人通りが多い大通りに面している店、大規模な駅などにもAEDの設置が望ましいです。
また、会社のオフィスが高層にある場合は、AEDを取りに行くのに時間がかかるため、数階ごとに設置することも検討した方がよいかもしれません。日ごろから使う場所や、通り道でAEDがある場所を確認しておくことが大切です。

人が集まる場所には、AEDの設置を

人の多く集まる場所やイベント会場、救急隊の到着に時間がかかる場所などには、AEDを設置することが推奨されています。また、AEDの設置が考慮される施設として、救助者にとって目印となり利用しやすい施設や、集合住宅(マンション)等の人が密集した環境が例として挙げられます。

一般財団法人 日本救急医療財団 AEDの適正設置に関するガイドライン より

現在、セコムのAEDは企業や公共施設、ショッピングセンターなどさまざまな場所に設置され、AED累計販売台数は30万台を超えました。(2022年3月末時点)

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