食事支援ロボット
マイスプーン

- 「マイスプーン」は、2020年12月末日をもって、新規販売を終了いたしました。
保証期間を超過したお客さまの保守交換販売は、2023年12月末日まで継続いたします。
(お問い合わせ窓口 セコムカスタマーセンター 電話番号:0120-756-892)
手の不自由な方が体の一部を動かすだけで、自分で食事ができるようにするロボットです。ご飯やおかず、お菓子などほとんどのものが食べられます。頸髄損傷、筋ジストロフィー、慢性関節リウマチなどの方々で有効性を確認しています。

- 食べ物の飲み込みに異常がある方、または、口の中で食べ物を噛み砕くことができない方など、一部マイスプーンをご利用できない方もいらっしゃいます。
身体の状態にあわせて選べる装置と操作モード
お身体の状態にあった装置や操作モードを、それぞれ3種類から選べます。
操作装置
標準ジョイスティック

軽いタッチで操作ができます。顎や手先でジョイスティックの微妙な操作が可能な方にオススメします。
強化ジョイスティックと設定ボタン

手が震えるなどの理由でジョイスティックの微妙な操作が難しい方にオススメします。
自動モード用ボタン

1回ボタンを押すだけで、食べ物を口元まで運びます。
操作モード
食事は、4つの区画に仕切った専用のトレイに盛り付けます。操作は、手動モード、半自動モード、自動モードから選べます。手に震えがあるなど身体の状態にあわせ、操作レバー(ジョイスティック)の感度も3段階に切り替えられます。
<操作例:手動モードの場合>
スプーンの動きを専用レバー(ジョイスティック)の操作でコントロールします。
1.区画選択

2.ハンド位置調整

3.つかむ指示

4.食べ物を運ぶ

5.食べる

安全性にも配慮
スプーンは、利用開始時に設定した口元位置で停止するので、口の中には入りません。利用者ご自身でスプーンから食べ物を取っていただきます。安全停止機能を備えているため、機器に異常が起きた場合には自動的に停止します。もしスプーンなどが人にぶつかったときも、強い力はかかりません。
経産省の「今年のロボット」大賞(審査委員特別賞)を受賞

マイスプーンは、経済産業省などが主催し、毎年優れたロボットを表彰する「今年のロボット」大賞(審査委員特別賞)を2006年に受賞しました。 この賞は、ロボット技術の革新や需要の喚起を目的として、その年に活躍したロボットの中から、将来の市場創出への貢献度、期待度が高いロボットを表彰する制度です。審査基準は、(1)社会的必要性、(2)ユーザーの視点に立った評価、(3)技術的先進性、となっており、受賞結果は多くのメディアで報道されました。