一人暮らしのご高齢の親への不安 離れて暮らしていても安心できる解決方法|見守り(みまもり)・防犯対策・ホームセキュリティのセコム

一人暮らしのご高齢の親への不安 離れて暮らしていても安心できる解決方法

離れて暮らすご高齢の親御さまが単身になる・・・。
それはご家族にとっては、とても大きな問題です。

そんなとき、どうやって一人暮らしの親御さまを、離れた家族がみまもればよいのでしょうか。

まず考えてみていただきたいのは「自分の立場ではなく、親御さまの立場になって考える」ということです。
セコムの介護応援コンテンツ「あんしん介護のススメ」のモデレーターであるセコム医療システムの武石が、同コンテンツの中で、以下のように伝えています。

まずは親の立場になって考えてみる

在宅介護の幸せのカタチは十人十色。
世間の常識やご家族が「こうあるべき」と考える価値観が、ご本人にとっての「幸せ」とは限りません。

私がこれまでさまざまなご家庭の介護に関わってきた経験から、世の中の常識の尺度では計れない「幸せ」について考えてみたいと思います。

事例1:「不潔」「危険」そんな常識では計れない幸せもある

これは、ご主人を亡くして、ひとりで暮らしているある高齢のご婦人の話です。
認知症で失行(道具の使い方や食べる、服を脱ぐといった動作がわからなくなること)があり、あらゆることに介助が必要な状態でした。

食べこぼしやトイレの失敗などで、家の中はお世辞にも清潔とは言えません。冷蔵庫では食材が腐っていたり、汚れものが散らばっていたりして、常に尿臭がし、床は靴下では歩けないほど汚れていました。安全に動く判断もできませんから、よく転倒もしていました。
普通の感覚で見れば眉をひそめてしまいそうな生活環境です。
周囲の人も「一人暮らしは限界だろう」と言っていました。

しかし、周りの心配をよそに、ご本人はいたって元気。
介護サービスの手を借りながらマイペースに暮らしています。

家の中は不潔で散らかって、何をするにも危なっかしく見えますが、庭のお花を切ってお部屋に飾ったり、天気の良い日は縁側で日向ぼっこをしたりして、なんともほのぼのとしているのです。伺うとそこは、東京に一軒家をもつのが夢だったお父さんと一緒に建てた自慢の家でした。

亡きご主人の思い出が詰まった家で、誰にも邪魔をされずマイペースで暮らすこと。
ご本人の穏やかな表情を見ていると、これも幸せのカタチなのだと思わずにはいられませんでした。

事例2:「父はこれで良いんです」受け止める家族の度量

もうひとつ、古い日本家屋で暮らす100歳を超える男性のエピソードをご紹介しましょう。
いわゆる男所帯ですからやはり家の中は清潔とは言えず、食事も十分ではありません。古い家なので段差も多く、安全面でも在宅介護に適しているとは言い難いお宅です。

訪問介護に伺うと、冬は隙間風が冷たくてコートが脱げないほどでしたが、ご本人はたくさん着込んでこたつに入り、昔の書物を眺めて日々を過ごしています。
疲れるとウトウトして、また目を覚ましては本を眺める。会話も楽しく、初恋の話を聞かせてくれたこともありました。

昔のことに思いを馳せながら、愛する書物に囲まれて自由に暮らす姿は、私から見ればとても豊かで幸せそうに見えたものです。

近所で暮らす娘さんは、そんなお父様の暮らしを尊重していました。
安全や衛生を第一に考えたら、施設や同居を考えてもおかしくありませんし、そのような選択をする方も多いと思います。

けれども、娘さんは「父はこれで良いんです」とおっしゃっていました。
今の暮らしを変えて自分らしく暮らせなくなるのは「本人にとって幸せではない」とご存じだったのでしょう。
今の暮らしを優先することを選んだのです。

常識にとらわれず、生き方、暮らし方をそのまま受け止める度量が、「幸せな介護生活」をつくっていたのだと思います。

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必ずしも同居が正解とならないこともある

上記のように、単身の高齢者で一般的には不安要素の多いと感じられる環境の中でも、しっかり幸せな老後を過ごされている方もいらっしゃいます。

何とかして「同居してケアしなければ、親不孝なのではないか?」という疑問を浮かべてしまう方もいらっしゃるかもしれません。

もちろん同居してケアできれば、安心感は格段に上がると思います。
ただ、いろいろな事情で難しい場合、親が長年住んだ家に住み続けたいなどの希望を出すこともあるかもしれません。

地域包括支援センターを活用しよう

もしも、ご両親のどちらかを亡くされて、単身になった高齢の親を心配し始めたばかりであれば、あせらず時間をかけて話をしてみてください。

そして困ったことがあれば、「地域包括支援センター」に気軽に相談してみてください。
地域包括支援センターは、要介護認定の申請をするときに足を運ぶ先でもあります。しかし、それ以外にもいろいろな相談に乗ってくれる相談窓口です。

主任ケアマネージャーと保健師、社会福祉士が各センターに必ずいて、相談内容に応じてさまざまな制度の説明や相談窓口の紹介など、専門的な対応を行ってくれます。高齢者の方やそのご家族の悩みや心配ごとの解決方法を提案してくれたり、各市区町村が実施する介護予防プログラムを紹介してくれたりします。

ただ、「親はまだ介護が必要な状態ではないので、相談できないのではないか?」と考えてしまう方もいらっしゃると思います。

そんなときは、ぜひ「地域包括支援センターが、要介護認定を受ける前から利用できること」を覚えておいてください。要介護にならないよう、元気なときにこそ積極的に利用できる施設なのです。

はっきりと言葉にならない漠然とした心配や、悩みとも言えない「ちょっと不自由していること」でも、伝える価値はあります。自分たちで頑張りすぎず、早めに相談してみてください。相手は介護の専門家ですから、解決や助けにつながるような提案をしてくれ、訪問前より安心して日々暮らせるようになるかと思います。

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離れているからこそ見守りサービスを

さてこれまで、単身になられた親御さんと時間をかけて対応方法を考えることをおすすめしてきましたが、やはり心配な気持ちに変わりはないと思います。そして急病や転倒などのケガの場合にケアできる人がいないという不安があると思います。

そんなときには「セコムの見守りサービス」をご検討ください。
「見守りサービス」とは、さまざまなセンサーなどの機器を活用して、離れて暮らす親御さまの状況をセコムが代わりに見守り、急病や転倒などのケガの場合に、セコムへ救急通報できる仕組みを用意したサービスです。いくつか種類があるので、ご紹介していきましょう。

セコムの介護応援コンテンツ「あんしん介護のススメ」をさらに読む方はこちら

セコムの定番となる「見守りサービス」が、「セコム・ホームセキュリティ」です。
個人・法人のオンラインセキュリティご契約件数は、約247万2,000件。サービス提供年数は55年以上の実績。緊急発進拠点は国内約2,800ヵ所と、セコムは3つの業界No.1実績を有するサービスをご提供しています。(いずれも2020年3月31日時点)

「センサーを使った見守り」が特長です。
ホームセキュリティは、「防犯だけのもの」ではありません。
各種オプションサービスなどを活用することで、離れたご家族を見守ります。

「セコム・ホームセキュリティ」の各種オプションサービス

「安否見守りサービス」

生活動線(トイレなど必ず通る場所)にセンサーを設置し、一定時間動きが無い場合は異常信号をセコムに送信し、セコムが確認します。

ご高齢者の方は、いつも通りの生活をしていただくだけなので、特に意識せずに日常生活を送っていただけます。またカメラではなくセンサーですので、プライバシー面にも配慮されています。

「救急通報サービス(マイドクター)」

ご自宅内での急病やケガ・転倒などの際は専用端末となるペンダント型の救急通報ボタン「マイドクター」を握るだけで、セコムに救急信号を送ることができ、セコムが駆けつけます。生活防水型のため、浴室などでも使えます。

  • 湯船にはつけられません
「お元気コールサービス」

ご利用先に月1回お電話し、ご利用者の健康状態など、最近の日常生活のご様子をお伺い。その内容を、ご指定された電子メールアドレスに送信します。

「お元気訪問サービス」

ご利用先に月1回訪問し、ご利用者の健康状態など、最近の日常生活のご様子を確認。その内容を、ご指定されたメールアドレスにお送りします。
ご要望がある場合には、10分程度の簡単なお手伝いをいたします。ご指定日にご不在の場合は、不在票をポストに投函します。

また、標準サービスの「セコム・メディカルクラブ」では、24時間セコムの看護師に電話相談が可能ですので、体調不良などの場合や健康に関するご相談をご利用いただけます。

「セコム・ホームセキュリティ」の詳細は、こちらをご覧ください。

各種オプションに関しては、こちらをご覧ください。

「セコムみまもりホン」は、屋内だけでなく、屋外からの救急通報にも対応した携帯電話端末です。外出時の救急対応も検討したいという場合には、こちらをご活用ください。

外出時に体調が悪くなった、転倒してけがをしたなどの場合には、端末についたストラップを引くだけでセコムに救急通報ができ、独自の教育訓練を受けた安全のプロが、お客さまのもとに駆けつけ、転倒時のベッドや車いすへの移乗など適切に対応します。

  • セコムの緊急対処員は、介護行為(服薬・食事・排泄介助)の対応は行いません。

持病やお薬などの「救急情報」をお預かりしますので、救急搬送された場合もセコムから医療機関へ情報を伝えるように努めます。

その他、GPS機能もついていますので、ご家族がどこにいるかを確認でき、心配な場合は、セコムが現場へ駆けつけることもできます。

また、携帯電話機能も持ち合わせているため、通話などもできます。

「ココセコム」は、緊急時に簡単操作でセコムへ通報ができる専用端末です。
端末についた電源以外のボタンはひとつだけ。このボタンを押すだけの簡単操作で、セコムに通報されます。

通報を受けたセコムのオペレーターは、端末の所在地をGPSで確認。ご契約のご家族などへ連絡します。ご家族からの現場急行のご要望があった場合や、ご家族との連絡が取れなかった場合は、緊急対処員が現場に駆け付けしっかりサポート。救急車の手配が必要な場合なども、セコムが対応を行います。

また、ご家族がご高齢者の居場所を確認したい場合は、GPS機能で端末の位置を検索できます。ご自宅へ電話してもつながらない、認知症などで外出が気になるなどの場合に、居場所を確認することができます。

独居の親を持つ子どもの約75%が高齢者見守り・緊急通報サービスを必要だと感じているという調査結果があります。ぜひ、離れて暮らすご家族の「安全・安心」な暮らしのために、「見守りサービス」をご活用ください。

  • 株式会社シード・プランニング「高齢者見守り・緊急通報サービスの市場動向とニーズ調査」(2011年6月)

2019.10.23公開

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