インフルエンザや、寒さ、乾燥対策など、高齢者の健康管理にご用心

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インフルエンザや、寒さ、乾燥対策など、高齢者の健康管理にご用心

こんにちは、セコムの武石(たけいし)です。

インフルエンザや、ヒートショック、乾燥対策など、健康管理に注意しましょう。日ごとに冷気も加わり、在宅介護をしているご家庭では、健康管理にいっそう気遣われているのではないでしょうか。

要介護状態の高齢者とって、冬はインフルエンザや、ヒートショック、乾燥対策など、健康管理が欠かせない時期です。

そこで今回は、在宅介護で注意したい冬の注意点をまとめます。
ぜひ健康管理の参考にしてみてください。

● 「インフルエンザ」を防ぐために気を付けたいこと。
空気が乾燥する冬場は、インフルエンザをはじめとする感染症が流行しやすいとき。
特にインフルエンザは感染力が強いので、心配です。
介護にあたる方をはじめとするご家族は、インフルエンザの流行シーズンには注意しましょう。

家に入ったらすぐに、手洗いとうがいを徹底すること。
流行期に入る前に、ご本人はもちろん、ご家族もインフルエンザの予防接種を済ませておきたいですね。

ご高齢者、抵抗力や体力が衰えた要介護者は重症化しやすいため、予防には細心の注意を払いましょう。
個人差はありますが、インフルエンザワクチンの有効抗体は摂取して1~2週間で上昇し始め、3~5カ月くらいから緩やかに下降していきます。
抗体が下がると感染リスクが高まりますので、なかには2回接種を受ける方もいます。

ご家庭の環境やご本人の健康状態を考えて、接種計画を立てましょう。
なるべく早い時期に、かかりつけ医や訪問看護師に相談してみてください。

【関連コラム】
在宅介護におけるインフルエンザ対策


● 「ヒートショック」を防ぐために気を付けたいこと
浴室やトイレなど、家のなかの「寒い場所」で起こりやすいヒートショック。
短時間で急激な温度差に身体がさらされると、血管や心臓に負担がかかり、身体に悪影響があらわれます。

ひんやりしたトイレで冷たい便座に座ったとき、洗面所で冷たい水に触れたときなど、「身が縮むような寒さ、冷たさ」を感じると、体温を逃さないように血管がギュッと縮みます。
より多くの血液を体中に流すためですが、急激に血流が増えることで血管が詰まったり、心筋梗塞を起こしてしまったりすることがあるのです。

反対に寒いときに温かいお風呂に入ると、血管が広がって血流が減ります。
脳への血流が追い付かず、めまいがしたり、目の前が真っ暗になってしまったりする脳貧血を起こすことも。浴槽でおぼれる、風呂場で転倒するなどの事故が冬場に起きやすい原因のひとつといえます。

ヒートショックを防ぐためには、室内の温度を一定に保つこと。
お風呂に入る前に、浴室や脱衣所を温めておく、トイレはヒーターや便座を温める機能を利用するなどして、急激な血圧の変化が起きないようにしましょう。

冬の時期、在宅介護で入浴する際は、気温が下がる夜より、身体が活動モードになっている昼過ぎから夕方までに入浴を済ませる工夫なども取り入れていただきたいところです。

ご高齢者の方の血管には、動脈硬化(血管が硬くなり、弾力を失うこと)という老化現象が起きていますので、ヒートショックを起こすと、命にかかわることがあります。
ヒートショックの原因や対策を確認しておきましょう。

【関連コラム】
冬の在宅介護で気をつけたい「ヒートショック」を防ぐには?


● 冬場に欠かせない4つの健康対策
(1)室内の湿度を50~60%に
ヒートショックを予防するには、住居内の室温を一定に保つことが大切。
しかし、暖房を使うと室内の空気が乾燥することがあるので、インフルエンザをはじめ、感染症の原因となるウイルスや細菌が浮遊しやすくなります。寝室やリビングなど、長い時間を過ごす部屋では加湿器を使って適切な湿度(50~60%)を保ちましょう。
濡らしたタオルをかけておくだけでも湿度がアップします。
また、1~2時間ごとに窓を開けて部屋の空気を入れ替えることも有効です。
暖房で乾燥した室内の空気をリフレッシュしてくれます。

(2)マスクを習慣に
マスクは咳による飛沫を防ぐためのエチケットですが、感染症予防にも効果的です。
乾燥した空気でのどや口腔内が渇きがちになります。そこにウイルスが入れば感染は免れないかもしれません。
ご高齢者は口の周りの筋肉が弱っているので、口元が緩みがちです。
家のなかでもマスクをしておくと、ウイルスの侵入を防ぐことができ、口腔内にもうるおいを与えてくれます。
マスクは使い捨ての不織布のもので十分ですが、長時間使い続けると雑菌が繁殖しやすくなるので、1日に一度は必ず交換するようにしてくださいね。

(3)できるだけ入浴する
冬場は寒さから服を脱ぐのを嫌がり、入浴を避けようとする方が少なくありません。
しかし、入浴にはさまざまな効能がありますので、ご高齢者にとってはぜひ継続したい習慣です。

お風呂の入り方には、いろいろな方法があります。
温まることが目的なら、毎回全身くまなく洗う必要はなく、ゆっくりと湯船につかれば十分です。
こわばった関節がやわらかくなり、身体の痛みも和らぎますし、睡眠の質も高まります。

ぬるめのお湯でゆっくりつかったほうが身体を温める効果は高いです。
ヒートショック予防のために、入浴前に浴室と脱衣所の室温をあげておくことをお忘れなく。

【関連コラム】
在宅介護の「お風呂」の効用と注意点


(4)水分とたんぱく質を意識してしっかり摂る
冬場はのどの渇きを感じにくく、水分を摂ることを忘れがちです。
ご高齢者が健康を保つためには1日1500mlの水分が必要とされていますので、特に意識して飲むように促してください。
いつ、どれくらいの量を飲むかを決めておき、飲んだ量を記録しておくのがおすすめ。
温かいお茶、コーヒー、炭酸飲料など、どんな飲み物でも良いので、飽きないように工夫すると良いでしょう。

また、ご高齢者に多い「低栄養」はたんぱく質不足の状態。
免疫力が低下して、インフルエンザをはじめいろいろな病気にかかりやすくなりますので、冬場も毎日の食事で積極的に摂るようにしてください。
牛乳、たまごかけごはんなど、手軽に摂れるたんぱく質を上手に取り入れてくださいね。

【関連コラム】
介護のプロが教える上手な「水分補給」のコツ
在宅介護で注意したい「低栄養」改善のコツ

在宅介護での健康管理は、ちょっとした心がけから。
注意したいポイントをおさえて、冬場も健やかにお過ごしください。

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