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子どものインターネットトラブル

2016年7月28日

子どもが巻き込まれるインターネットトラブルとは

インターネットをめぐるトラブルは親にとって心配事のひとつ。インターネットの流行や話題は、めまぐるしいスピードで移り変わるため、問題が起きていても把握するまでに時間がかかり、問題の「今」を正確に知ることは困難な状況です。

そこで、子どもに携帯電話やスマートフォン、タブレット端末を持たせてもいいものか、また、持たせたときにどのようなリスクがあるかを考えてみましょう。

 

2015年内閣府の「青少年のインターネット利用環境実態調査」によると、スマートフォン・携帯電話の所有・利用率は、小学生では50.2%、中学生では60.9%、高校生では96.7%でした。また、回答した青少年の87.1%が、「スマートフォン」「ノートパソコン」「タブレット」「携帯ゲーム機」などの機器を利用して、インターネットを使っているというデータが出ています。

子どものインターネット利用時に、さまざまなトラブルや被害が増加しています。

支払いが発生するゲームを無料と思ってやっていて多額の請求がきたり、見知らぬ人から誘いのメッセージを受けて応じたり、場合によっては違法な薬物の売買に巻き込まれたりというケースも無いわけではありません。

また、警察庁発表の「2015年における出会い系サイト及びコミュニティサイトに起因する事犯の現状と対策について」によると、「コミュニティサイト」が起因となって犯罪被害にあった児童は1,652人。その中で、増加傾向にある「児童買春」の被害者は359人いました。

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内閣府では、「携帯電話やスマートフォンを子どもに持たせるとき、安全・安心なネット利用のために保護者が行うべき3つのポイント」を公開しています。


携帯電話やスマートフォンを子どもに持たせるとき●ポイント1 

子どもに携帯電話やスマートフォンを持たせるときは目的を明確に

●ポイント2 
有害情報へのアクセスを制限するフィルタリングの活用

●ポイント3 
親子で話し合って、家庭でのルール作りを

という3つのポイントです。これらには、どのような意図があるのでしょうか。

●ポイント1 
子どもに携帯電話やスマートフォンを持たせるときは目的を明確に

携帯は、「何歳から持たせるべき」という対象年齢がある訳ではありません。子どもの成長と必要性を見極めて、親が持たせるタイミングを判断するべきものなので、子どもがどのような理由で携帯が必要なのかを、明確にしておく必要があるということです。

例えば、「緊急連絡」「(GPSによる)所在確認」「防犯」「学習のための調べ物」といった利用目的を、あらかじめ子どもと話し合って決めておきましょう。そうすることで、目的以外の利用用途は必要ないという判断ができるようになるのです。

利用目的を「緊急連絡」「(GPSによる)所在確認」「防犯」などとしっかり決めておけば、インターネットは必要ありません。小さいお子さんには、このような明確な理由で利用範囲を特定して、成長に応じて利用範囲を広げることもできるようになります。

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●ポイント2 
有害情報へのアクセスを制限するフィルタリングの活用

2015年 青少年のインターネット利用環境実態調査 【インターネット上の経験】 (内閣府による実施アンケート抜粋)
2015年 青少年のインターネット利用環境実態調査
【インターネット上の経験】
(内閣府による実施アンケート抜粋)

フィルタリングとは、子どもに見せるのが好ましくないインターネット上の有害サイトを一定の基準で判別し、閲覧を制限するサービスです。

内閣府が行った青少年を対象に行ったアンケートでは、インターネット上のトラブルや問題行動に関する行為を、約36%の青少年が経験している結果となっています。 (右図参照)。

携帯電話会社が提供している無償のフィルタリングサービスなどもありますので、ぜひご利用ください。

●ポイント3 
親子で話し合って、家庭でのルール作りを

保護者の一方的に押しつけではなく、子どもと一緒になって「なぜルール作りが必要なのか」「利用目的」「利用場所・時間帯」などを話し合って決めてください。

子どもがインターネットを利用するに際して起こるさまざまなトラブルや被害は、子どもの理解不足に起因するものが多く存在します。

通常は無料なのに、アイテムをダウンロードすると有料になる仕組みや、ちょっと興味本位で首を突っ込んだSNS(ソーシャルネットワーク)で知らない人から誘いがかかる、SNSでアップした写真で個人情報が特定されいやがらせを受けるなど、子どもが気軽に起こしたアクションに起因して、予期していないトラブルや被害が発生します。

お子さんの携帯利用に関して、今一度上記のポイントをご確認の上、しっかりと管理をお願いします。

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【家庭のルールの具体例】

・困ったときにはすぐに親に相談する
・利用する時間を決める
・利用する場所を決める
・暗証番号は親が管理する
・サイトに登録する場合は事前に親に相談する
・お金がかかる場合は事前に相談する
・名前や顔写真、学校名などは書き込まない
・知らない人のメールに返信しない
・他人の悪口を書き込まない
・月に1度、利用状況を保護者と確認する
・ルールを破ったら、一時利用禁止とする

このような、親が子どものインターネット利用を管理・監督することを「ペアレンタルコントロール」といいます。

子どもは、親が知らないうちにどんどん新しい使い方を覚え、興味本位で間違った使い方をしてしまうことがありますから、しっかりとお子さんと話をして理解させてあげてください。


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