子どもを危険から守るための登下校の安全対策と、普段からできること|見守り(みまもり)・防犯対策・ホームセキュリティのセコム

子どもを危険から守るための登下校の安全対策と、普段からできること

大勢の子どもが決まった時間に歩く通学路は、不審者にとっては"狙いやすい場所"。
残念ながら、登下校中の連れ去りやわいせつ事犯などのニュースが後を絶ちません。

今回は、子どもが安全に登下校するための安全対策や普段から心がけるべきことなどについて、セコムの安心子育て応援サイト「子どもの安全ブログ」のモデレーターであるセコム IS研究所の舟生が詳しく解説します。

通学路で犯罪に巻き込まれないために

お友だちと登下校するのは楽しいひとときだと思いますが、危険に対する意識が不十分だと、思いがけない犯罪に巻き込まれることも考えられます。まずは登下校のときに気をつけなくてはならないことをおさらいしてみてください。

通学路で犯罪に巻き込まれないための基本

  • ひとりにならない
  • 防犯ブザーは手の届くところにつける
  • 路上駐車中の車からはなるべく離れて歩く
  • 知らない人に話しかけられても近づかない

不審者は誰かに見とがめられることを嫌うので、ひとりにならないことを徹底させるだけで、リスクを大きく減らすことができます。

通学路でひとりになったときは?

現実的には常に誰かと一緒にいるというのはなかなか難しいもの。しかし、友達と別れてからご自宅までなど、どうしても1人にならざるを得ない区間もあると思います。
では、どうしても1人にならざるを得ない場合は、どのような点に注意すればよいのでしょうか。以下のポイントを、お子さまに言い聞かせてあげてください。

  • 防犯ブザーを手に持ち、いつでも押せるようにする
  • 早歩きでキビキビと歩く
  • 人が近づいて来たら警戒する(後ろから来る人にも注意!)
  • 「こわい」と思ったら大声を出す・防犯ブザーをならす

不審者が話しかけたり、近づいてきたりできる隙をつくらないことがとても大切です。

また、以下のようなことがあった時は、防犯行動を起こすべきタイミングです。

こんなときは危険サイン!

  • じっと見られている
  • ずっとついてくる
  • ついておいで、一緒に行こうと誘われた
  • 腕やランドセルをつかまれた

間違ってもいいので、「大声を出す」「防犯ブザーをならす」「安全な場所に助けを求める」といった防犯行動を起こすように子どもに教えてあげてください。

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登下校中に「助けを求められる場所」とは?

防犯行動の一つに「安全な場所へ助けを求める」とありますが、これは具体的にはどういった場所なのでしょうか。

真っ先に思いつくのは「交番」だと思いますが、近くに交番がない場合や、警察官がパトロールに出ていて不在の場合もあると思います。そんな時に駆け込むべき「子ども110番の家」をご存知でしょうか?

「子ども110番の家」とは、警察や学校などが推進している民間協力による防犯対策で、通学路を中心とした一般のお宅がボランティアで請け負っています。コンビニ、ガソリンスタンドのほか、タクシーなど、その数は年々増え、安全の輪が広がっています。「子ども110番の家」には、目印のステッカー(※)が貼ってあるので、日頃から通学路やご自宅の周辺にある「子ども110番の家」の場所をチェックしておきましょう。そして、お子さまには、「何か困ったことがあったら、ここに逃げ込んで"助けて"と言うんだよ」と教えてあげてください。

  • ステッカーのデザインは地域によって異なりますので、わからないときは地域の警察で確認してみてください。

いざというとき、お子さまがためらわずに行動できるようにしておくことが大切です。
また、どこにいても最寄りの「子ども110番の家」がすぐに思い出せるよう、繰り返し確認しておきましょう。

もしも「子ども110番の家」も交番も近くにない場合は、道を歩いている人でもいいので大人を見つけてすぐに助けを求めること。とにかく人のいる場所に逃げて早く危険を伝えるようお子さまに教えてください。日ごろから近くのコンビニや飲食店などを確認しておき、何かあったらすぐに助けを求めましょう。優先すべきは大人に助けを求めることです。

また、「逃げる」「助けを求める」という正しい防犯行動を起こせるよう親子で「防犯シミュレーション」をしておきましょう。
実際に通学路を歩きながら、「もしここで怖い人に追いかけられたら、どこに助けを求める?」「どっちに行けば、人が多い場所があると思う?」と聞いて一緒に考えてみてください。突然危険に直面したときの状況判断は大人でも難しいものです。やみくもに逃げてかえって追い込まれたり、飛び出して交通事故にあってしまったりする可能性もあります。日ごろから「もしも」を考えながら歩くことが大切です。

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登下校中の子どもに迫る交差点・横断歩道の事故

安全な登下校をするためには、不審者だけでなく、交通事故からも身を守る必要があります。中でも、交差点や横断歩道は事故が発生しやすい場所。歩行者信号が青だったにもかかわらず、車が進行して事故になるケースも少なくありません。本来なら、歩行者信号が青であれば、車は停止する義務があります。信号がない横断歩道でも、歩行者が優先。手前で一時停止して、歩行者が渡るのを待たなくてはなりません。

しかし、歩行者より先に行こうとする身勝手なドライバーや、「ぼんやりしていた」「急いでいた」というドライバーのうっかりミスが後を絶たず、信号や歩行者を見落としてしまうことがあるのです。また、交通事故が発生するリスクが高まる「薄暮(はくぼ)の時間」は、子どもたちの下校時間に重なることもあり、西日が反射して、信号や歩行者が見えにくいことも事故の原因の一つと考えられます。

青信号になった途端、飛び出していく子どもを見かけることがありますが、信号が変わった直後は特に事故のリスクが高いので、必ずひと呼吸置いて、安全が確認できてから渡るよう、言い聞かせてください。

  • 歩行者信号が青でも、車が完全に停止したことを確認してから渡ること
  • 車の姿が見えたら念のため立ち止まって待ち、無理に渡ろうとしないこと

この2つは絶対に守らせましょう。
集団登下校をしているお子さまは、前の子に続いてそのまま道路を渡るのではなく、必ず自分の目で安全を確かめるよう指導してください。

交通ルールを守っているだけでは防げない事故もあることをよく理解させ、自分で自分の身を守る意識を親子で身につけてくださいね。

2019.10.23公開

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