ホーム > ホームセキュリティ > 月水金フラッシュニュース > 月水金フラッシュニュース・バックナンバー > セキュリティショーでご覧いただいた本当の意味でのセキュリティ
・毎年3月に開催されるその展示会
例年、3月にはセキュリティに関する日本で最も大きな展示会「セキュリティショー」が開催されます。そのセキュリティショーが本年も3月3日(火)から6日(金)までの4日間、東京・有明の東京ビッグサイトで開催されました。
そこでは、あらゆる場面でのセキュリティ対策の重要性に関する意識が高まる中、各社のさまざまなセキュリティ機器や設備が展示されていました。そのような状況のもと、セコムでは、他のブースとは大きく異なった形で、近未来の技術を駆使したセコムのさまざまなサービスとオペレーション体制が、シニア層の「安全・安心」な暮らしを支えているストーリーを擬似体験していただきました。
・その「ストーリー」を守る
過去のコラムで何回も触れていますが、筆者は、個人にとってのセキュリティとは「起こるかもしれないさまざまな出来事に影響されず、平穏な日々の生活が続くこと」であると考えています。セキュリティ対策によって守るべき一番大切な対象は「平穏な日々の生活」という「ストーリー」です。セキュリティ対策によって一般的に守らなければならない対象とされている、家の中にある財物や、個人の情報などは、そのストーリーを編み上げるために「必要なモノ」たち、大道具や小道具である、という考え方です。
・なぜ財物や情報を守る必要があるのか
そのため、セキュリティを考えるうえにおいてはストーリーを想定することが大切なのです。セキュリティショーで紹介されることの多い機器や設備の多くは、そのストーリーが演じられる舞台の上にある大道具や小道具、財物や情報を守るための手段であるとの位置づけです。もちろん、これらの大道具や小道具、すなわち財物や情報は、個人の生活空間という舞台のうえにおいて、平穏な日々というストーリーを展開する上で欠かせません。それゆえ、大道具、小道具である財物や情報を守る必要が生じるのです。
・誰の身にも起こりうるストーリーを展開
今回のセキュリティショーでは、年齢を重ねた親の安全な暮らしや健康という、誰にも起こりうる身近な不安をテーマにした、シミュレーションストーリーを用意し、それを擬似的に体験していただきました。そこでは、家庭内事故や詐欺などの、ストーリー展開に影響を及ぼす出来事や事件が起こります。体験していただいた方には、その出来事や事件に対し、セコムが近未来の技術を駆使してどう対応し、つつがないストーリー展開に関わっていくのかというコンセプトについて、「腹に落ちる」形でご理解いただけたのではないかと思います。
今回、セコムが行ったプレゼンテーションでは、圧倒的な大画面に加え、CGなどによる映像技術も駆使することで、ご来場いただいた方々に、自らにも起こりうる「ストーリー」を擬似体験し、そのストーリー展開に、近未来のセコムがどう関わっていくかについて、頭ではなく、心で感じていただくことができたのではないでしょうか。
世の中で営まれる「そのストーリーを守ること」、これこそが本当の意味でのセキュリティなのです。
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