A:あなた自身が「これならなんとか続けられる」というところまでで十分です。
100点満点である必要はありません。
介護をしていると、がんばりすぎてしまうことがあります。
毎日、やらなければいけないことに追いかけられていませんか?
でも、介護は一日で終わるものではありません。
無理を重ねて介護する家族が疲れ切ってしまと、介護を続けることが難しくなります。
だからこそ、この言葉を覚えておいてください。
「介護は100点満点を目指さなくていい」
「赤点スレスレでも、続けられることが大事」
毎日手づくりの食事を用意できなくてもいい。
お風呂に入れられない日があってもいい。
毎日のように会いに行けなくてもいい。
時には、あなたから離れてショートステイを利用してもらってもいい。
サボる日があってもいい。
やさしくできない日があってもいい。
やりきれない時は、介護を受けるご本人にも我慢してもらう。
また、できないことや負担になっていることは、介護サービスや周囲の人に任せる。
それも立派な介護のひとつです。
「どこまでがんばればいいのか」と迷ったときは、「どうしたらできるか」ではなく、「この先も続けられるギリギリのラインはどこか?」を考えてみてください。
介護する家族にも、自分の仕事や暮らし、人生があります。
それも大事にするべきです。
常に「介護を受ける側」を優先する必要はありません。
「もうがんばりたくない」と思うほどつらくなったときは、思い切って「自分が介護をしなくてもいい方法」を探してみてくださいね。
【こたえたのは、】
倉井 千恵(くらい ちえ)
・セコム医療システム株式会社 課長
・看護師
・ケアマネジャー
・臨床倫理認定士
プロフィール、取材依頼は「こちら」
2026.09.08







