あんなに料理好きだった母が、全く料理をしなくなりました...なぜ?

A:実は「料理」よりも、「家族の喜ぶ顔」が好きだったのかもしれません。
「料理好き」という見立て自体が、家族の側から見た印象だった可能性もあります。
たとえ「料理が好き」と言っていたとしても、それはつくることだけを指していたわけではなく、「おいしい」と食べてくれる家族の反応や、誰かの役に立っている実感、一つの食卓を家族で囲む賑やかさなどを含めたものだったのではないでしょうか。
また、主婦業、お母さん業という「職業」に誇りを持っていたのかもしれません。
これを機に、本当のお母さんの姿や思いを、もう一度見つめ直すのも良いいかもしれません。
献立を考える面倒さや、続ける負担もあります。
子どもの独立などで家庭環境が変化すれば、料理がシンプルになったり、しなくなったりすることもあるでしょう。
自分のためにつくるだけなら、食事のスタイルが変わるのも自然な流れです。
本人が簡単な食事で満足していて、健康状態に変化がなければ、今の食生活が本人にとって無理のないものだと思います。
必要以上に心配しすぎなくても大丈夫ですよ。
【こたえたのは、】
武石 嘉子(たけいし よしこ)
セコム医療システム株式会社 顧問
・あんしん介護ブログ モデレーター
・看護師
・救急救命士
・ケアマネジャー
プロフィール、取材依頼は「こちら」
2026.06.09







