セコムとパートナーとの“共想”による
協働プロジェクトブランド
セコムデザインファクトリーとは
2019年12月、従来のセコムブランドの連想の範囲に縛られない挑戦的ブランドとして「SECOM DESIGN FACTORY」をローンチ。
「SECOM DESIGN FACTORY」は、挑戦的・実験的な協働を通じて、新たな価値創造を目指すセコムの協働プロジェクトブランド。セコム内だけにとどまらない広く多様な価値観のなかで、新しい顧客価値や社会価値に挑戦していくチームおよび活動の総称、そしてそこから生まれた商品を示すブランドです。
ロゴマークのデザインは、今までなかった新しい価値を創出する“0→1”のイメージを表現しました。また1を矢印に見立てて、未来へ向かって進んでいく想いを表現しています。
PROJECT
DeNAセコム
「dot-i」(ドットアイ)は、セコムのセキュリティシステムのカメラ映像を店舗・施設運営に活用するWebアプリケーションサービスです。PC・タブレット・スマートフォンからカメラ映像を確認でき、店舗などの効率的な運営やサービス品質の向上に役立てることができます。
一定間隔でクラウドに蓄積したカメラ映像から、店舗ごとにチェックしたい時間帯をワンボタンで指定して、陳列や清掃状況などを遠隔から確認できるほか、多店舗比較も可能です。店舗スタッフへの業務指示や返品などの申し送り事項をスタッフ間で共有するコミュニケーションツールとしても利用できます。
1店舗から使用できますが、特に、複数店舗を巡回して品質管理を行うマネージャーなどの業務効率化に役立てられるほか、無人店舗の運営にも活用できます。セコムのセキュリティシステム「AZ」と「dot-i」を連携することで、初期費用や別途通信費用なくサービス開始いただけます。
PROJECT
Apple WatchSECOM
「YORiSOS」は、 「Apple Watch」と「iPhone」の専用アプリで、ボタンを押すだけでいつでもセコムへ緊急通報(セコムSOS)とサポート要請ができます。「Apple Watch」の転倒検出機能と連携する日本初のアプリで、「Apple Watch」が激しい転倒を検出した場合にも連携して起動し、セコムに通報することが可能です。
また、「Apple Watch」と「iPhone」で記録されたヘルスケアデータを使って日常の健康管理にも役立てることもできます。セコムの看護師への電話相談やご家族の見守りにも利用できます。
2021年にコンセプトを発表し、「SECOMカンタービレ」アプリとともに、セコムがこれまで培ってきた経験・ノウハウと「Apple Watch」および「iPhone」のパワフルなテクノロジーを融合した新しいサービスの創出を目指して開発しました。
©尾田栄一郎/集英社
PROJECT
集英社東映アニメーションセコムDeNA
セコムの「バーチャル警備システム」の技術を活用し、人気漫画・アニメ『ONE PIECE』の主人公ルフィが「AIルフィ」として来訪者への応対や検温を促す挨拶・道案内などの受付業務を行う取り組み。
「AIルフィ」は来訪者が近づいたり話しかけたりすると、ルフィのイメージに合わせた動きと実際に語りかけるような合成音声により自動応答します。合成音声は、ルフィの声優を務める田中真弓さんにご協力いただき、事前に収録した学習データをもとに生成し、自然な発話を実現しています。「AIルフィ」は、音声合成のほか、人物検出・音声認識・対話ロジックにおいてAIを活用しており、日々の運用の中で会話のバリエーションを増やし、受付における応対の品質を向上させることができます。
2022年春季に集英社のオフィスにて実証実験を行い、夏季には東京都渋谷区のMIYASHITA PARKにて一般の方も体験できるオープンスペースでの実証実験を実施。
©尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
PROJECT
根津孝太LoftworkSECOM
「cocobo」は、巡回警備や点検業務を行うセキュリティロボットです。自律走行し、カメラでとらえた映像をリアルタイムでAI解析、ルート上の放置物などを自動で検知。点検業務では、ゴミ箱の点検、扉の施錠確認などの目的に応じたアームを装着します。また、建物のエレベーター・電気錠などの設備情報、施設や地域の情報など、クラウド上のさまざまな情報を活用します。
SECOM DESIGN FACTORYではこのデザインを開発。znug design(ツナグ・デザイン)の根津孝太氏ならびに株式会社ロフトワークと協働して、ロボットが公共空間に存在することが当たり前になった時代になじむよう、“公共空間との調和”“威厳と親しみやすさ”をコンセプトに中性的で凛としたデザインとしました。「cocobo」という名称は、お客様や社員に親しみを持ってもらうためセコム社内から公募したもので、社内外関係者の選考を経て選定しました。
PROJECT
Apple Watchセコム・ホームセキュリティ
「SECOM カンタービレ」は、「セコム・ホームセキュリティ」と連携する、「Apple Watch」と「iPhone」のアプリです。Appleから技術的なサポートを受けて「ホームセキュリティのUX向上」に取り組みました。
「Apple Watch」アプリでは、外出や帰宅等の適切なタイミングでモード変更を促すサジェストが来て、タップするだけでセキュリティの警戒・解除を操作できます。
「iPhone」アプリでは、セキュリティ操作のほか、ご利用者の消費カロリー、歩数、睡眠時間、血液中の酸素レベルといったヘルスケアデータを可視化して、日々のヘルスケアに役立てることができます。また、アプリ内ポイントを貯めて、アプリホーム画面を好きなデザインにカスタマイズすることもでき、楽しみながら「セコム・ホームセキュリティ」を利用いただけます。
PROJECT
AGCDeNANTT DOCOMOSECOM
バーチャル警備システムは、警戒監視、受付などを、AIで駆動する3Dキャラクターの「バーチャル警備員」が提供するものです。現実空間を映しこむディスプレイ一体型ミラー上に投影し、実在感や立体感を醸し出します。キャラクターボイスは契約声優の発話を学習して実現。 LTE/5G/無線・有線LANなどによりお客さまのアプリと通信して、遠隔制御や緊急通報を行います。
さまざまなセンサーで設置空間の往来を把握し、来訪者に目線をあわせながらモーション制御して警戒監視や受付などを自律的に対応。
AIによる自律対応に加えて、クラウド越しに遠隔からモニタリングや音声対話、キャラクター制御も可能です。キャラクターの会話や案内に用いる画像などもアプリにて自由に編集できます。
PROJECT
ソニー株式会社「aibo」セコム・ホームセキュリティ
セコムが培ったセキュリティのノウハウと、ソニーが持つAIロボティクス技術やエンタテインメント性の融合により、ソニーの自律型エンタテインメントロボット「aibo」と「セコム・ホームセキュリティ」の連携を実現しました。
自らの感情や欲求をもつ好奇心旺盛な「aibo」の特性を活かして、愛らしさや癒しを感じるといった“情緒的なあんしん感”の創出に取り組みました。
「aibo」が、「セコム・ホームセキュリティ」の操作と連携して愛らしくお留守番やお出迎えをし、外出先から「aibo」を通して自宅の様子を確認するなど、従来の「セコム・ホームセキュリティ」だけでは提供できない「あんしん感」をプラスし、お客様の暮らしを「もっと楽しく、もっと安心」なものにします。
PROJECT
カディンチェ株式会社セコム株式会社
VR(バーチャルリアリティ)研修プログラムは、セコムと、VR/ARなどの空間表現技術開発に取り組むITベンチャー企業のカディンチェが協力して開発した、警備業界初のVR技術を活用した研修プログラムです。2017年よりセコムの社員教育に導入しています。
VR技術の活用により、準備に負担がかかる研修、危険性が高く機会が限られる研修を、多くの社員で安全に疑似体験、学習することができます。
さらに、2019年には「ゲーミフィケーション」を採り入れてインタラクティブ性を強化しました。 VR空間内での探索要素やスコアリングによる動機付け要素などを導入しており、正確さや時間などからその業務を点数で評価し、スコア向上のための繰り返しの学習を促進することで、より高い研修効果が期待できます。
PROJECT
株式会社チカクセコム株式会社
「まごチャンネル with SECOM」は、セコムと、“シニア・ファースト”をミッションに掲げるIOTベンチャー企業のチカクの技術や実績、知見を基に協働して開発した「たのしい、みまもり。」をコンセプトとする新しいご高齢者向けの見守りサービスです。(略称:「まごセコム」)
チカクの「まごチャンネル」に、セコムの「みまもりアンテナ(センサー)」をプラスしてゆるやかな見守りを提供します。ご実家では「まごチャンネル」を通じて、離れて暮らすご家族の動画や写真などをテレビで楽しめ、ご家族の側ではご実家の「みまもりアンテナ」からの情報をもとに親御さんの起床や就寝、室内の温湿度の変化などをアプリで確認して、程よい距離感で家族が楽しみながらコミュニケーションできる新しいみまもりサービスです。