A:「介護できないとき」だけではなく、「介護をちょっと休みたいとき」にも使えます。
ショートステイは、その名のとおり、介護施設などに短期間宿泊して、食事や入浴などの介護を受けられるサービス。
介護が必要な方の生活をサポートすることで、介護する家族の負担を軽減するのが目的です。
「冠婚葬祭や仕事など、どうしても介護ができないときに利用するもの」と思っている方もいるかもしれません。
もちろん、そうしたときに頼れるサービスですが、介護する家族が休息を取るために利用しているケースもたくさんあります。
「最近ちょっと疲れてきたな」
「たまには介護を気にせず、ゆっくり眠りたい」
「自分の予定を楽しむ時間がほしい」
そんなときは、ぜひ、積極的にショートステイを利用してください。
介護する家族が限界を感じてから、ショートステイを利用できる施設を探すのは大変です。
急なことでは、施設選びや契約などの手続きが、かえって負担にもなります。
「毎月、最終週の週末はショートステイ」「子どもの夏休み期間はショートステイ」など、あらかじめ決めて計画的に利用すると、自分や家族の生活にも余裕ができて在宅介護にもメリハリが出ます。
そして、あなたの心とからだのコンディションを整えることが、最も大切なことです。
本人が「行きたくない」と嫌がることもあるかもしれません。
とはいえ、ショートステイにもさまざまな施設があります。
そんなときは無理強いせず、ケアマネジャーとも相談しながら、本人に合いそうな施設や利用の仕方を探してみてください。
【こたえたのは、】
倉井 千恵(くらい ちえ)
・セコム医療システム株式会社 課長
・看護師
・ケアマネジャー
・臨床倫理認定士
プロフィール、取材依頼は「こちら」
2026.10.13







