防犯・防災用語集

SPアラーム(えすぴー)

セコムが開発した、日本初のオンライン・セキュリティシステムのこと。
1966年(昭和41年)5月、セコムの前身である日本警備保障は、オンライン安全システム「SPアラーム」を開発して、サービスを開始しました。「SPアラーム」は、世界のどこにもないセコム独自のオンライン・セキュリティシステムとして、お客様に「安全・安心」を提供することで、普及していきました。

インテリジェント非常通報システム(ひじょうつうほう)

強盗を自動的に検知して、コントロールセンターへ非常通報する、セコムがわが国で初めて開発した強盗自動検出システムのこと。
インテリジェント非常通報システムは、覆面をかぶっていたり、サングラスやマスクで顔を隠したりしていると、その人物を不審者として検知します。通常は一人で近づく金庫などに複数の人間が接近すると、異常な状況として自動検知します。また、悲鳴が持つ特有の周波数を解析して、自動検知します。そして、従業員や店員が縛られている状況を自動検知します。このような機能により、強盗に襲われた場合の早期対処が可能になります。

ホームセキュリティシステム

1981年にセコムが始めた日本初の家庭向けオンライン・セキュリティシステムのこと。
ホームセキュリティシステムの仕組みは、住宅に設置したセンサーが24時間365日異常の有無を監視し、センサーが異常を検知すると異常内容がコントロールセンターに送信され、緊急対処員が駆け付ける、というものです。コントロールセンターは必要に応じて、警察や消防へも通報します。セコムのホームセキュリティの場合は、防犯、火災監視、非常通報、ガス漏れ監視、救急通報、安否みまもりなどの機能を持っています。防犯対策としてホームセキュリティには、二つの役割があります。一つは、犯罪の抑止です。ステッカーやセンサーなどを見て、不審者が犯行をあきらめる場合があります。 もう一つは、被害の最小化です。ホームセキュリティがなければ家中を荒らされる可能性がありますが、警報が鳴って緊急対処員が駆け付けてくるので、犯人は逃げなければならず、被害を最小限に抑えることができます。現在、ホームセキュリティは、戸建て住宅、二世帯住宅、マンションなどに設置され、若い独身者から中高年のご家族まで、幅広いお客様に利用されています。近年は、高齢者のみまもりニーズの高まりに対応し、スマートフォンやウェアラブル端末を活用したさまざまなサービスが提供されています。

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24時間365日ご家庭の安全を見守る

セコム・ホームセキュリティ

フラッシュライト

セコムのホームセキュリティをはじめとするオンライン・セキュリティシステムにおいて、設置しているお客様のビルや住宅の外壁に取り付けられているオレンジ色のライトのこと。
フラッシュライトは、異常が発生するとフラッシュのように点滅して、周囲に異常を知らせます。また、緊急対処員が駆け付ける際の目印になります。
また、お客様が帰宅時にフラッシュライトが点滅している場合は、建物の中に不審者がいる可能性があります。フラッシュライトは、空き巣などと鉢合わせするのを避ける上でも、重要な機器です。

オンライン・セキュリティシステム

センサーなどの先進的な機器、情報通信ネットワーク、安全のプロによる緊急対処力を活用したセキュリティシステムのこと。
その仕組みは、セキュリティシステムを契約したお客様のところに、侵入、火災、設備異常などを検知するセンサーを設置して24時間365日異常の有無を監視し、センサーが異常を検知すると、異常内容がコントロールセンターに送信され、緊急対処員が駆け付ける、というものです。また、必要に応じて警察や消防などへも通報します。
オンライン・セキュリティシステムは、さまざまな業種・業態のオフィスビルや工場、店舗、ATMコーナーなどで利用されています。また、マンションでも利用され、ご家庭ではホームセキュリティシステムとして親しまれています。

機械警備システム (きかいけいび)

オンライン・セキュリティシステム」の項参照

ローカルシステム

外部への通信機能がないセキュリティシステムのこと。外部への通信機能があるものは、オンライン・セキュリティシステムです。
ローカルシステムは、大型商業施設などの複合大型ビルに導入され、大型ビル全体の安全管理を行っています。ローカルシステムの機能には、侵入監視などの防犯管理、施錠・開錠操作などの出入管理、照明・空調・エレベーターの監視などの設備管理があります。また、ワイヤレスICカードなどの認証機能や大型ビルの一斉制御などを行うセンター機能なども備えています。ローカルシステムは、多くの場合大型ビルの防災センターなどで、集中管理しています。

レンタル方式 (ほうしき)

セキュリティシステムに必要な機器を、レンタルでお客様に提供する契約形態のこと。
セコムのホームセキュリティをはじめとするセキュリティシステムの契約形態には、レンタル方式と機器を一式買い取っていただく売却方式があります。セコムは、基本的にレンタル方式をおすすめしています。なぜなら、レンタル方式にすると、お客様は初期費用の負担を抑えることができるだけでなく、セコムが機器を管理するので、万が一セキュリティシステムが故障した場合でも、セコムの責任で修理や交換などを行います。それにより、お客様は常に安定したセキュリティサービスを、安心して受けることができます。
セコムでは、AED (自動体外式除細動器) もレンタル方式で提供しています。レンタル方式にすると、セコムがAEDのバッテリーや電極パッドを管理するので、いつでもAEDを使用できる状態にしておくことができます。

トータルパッケージシステム

セキュリティサービスにかかわるすべての分野を、自社組織で運用・管理する方式のこと。
セコムは、センサーなどの研究開発から機器の製造、営業活動、セキュリティプランニング、取付工事、24時間監視、緊急対処、メンテナンスまですべてをセコムグループで行っています。このような一元管理のシステムを「トータルパッケージシステム」と呼んでいます。

セット

ホームセキュリティなどのオンライン・セキュリティシステムを警戒状態にすること。 セコムのホームセキュリティは、警戒状態にすると、ご家庭に取り付けたセンサーが異常を検知した場合、コントロールセンターに異常信号を送信します。ホームセキュリティのセットは、ホームコントローラーという機器で行います。通常、外出する時にセットしますが、就寝時などに警戒状態にする「在宅セット」や、ひと部屋だけを警戒状態にする「部分セット」に設定することもできます。

解除 (かいじょ)

ホームセキュリティなどのオンライン・セキュリティシステムの警戒状態を解くこと。
ホームセキュリティは、警戒状態にすると、ご家庭に取り付けたセンサーが異常を検知した場合、コントロールセンターに異常信号を送信しますが、解除状態にすると異常信号の送信が止まります。これらの操作は、ホームコントローラーという機器で行います。
警戒状態と解除状態は、住まいを複数のブロックに分けて行うこともできます。例えば、ご家族みんなが集まっている2階を解除状態にし、だれもいない1階を警戒状態にする、といった方法です。

部分セット (ぶぶん)

家の部屋をいくつかのブロックに分け、警戒状態にしたい部屋だけを部分的に警戒状態にすること。
ホームセキュリティは、外出する時に警戒状態にセットしますが、在宅中に部分セットをすることもできます。たとえば、2階を掃除している時に、だれもいない1階を部分セットにします。これで1階が警戒状態になり、居空き忍込みを防ぐことができるので、2階にいても安心して掃除などができます。