防犯・防災用語集

非常通報ボタン (ひじょうつうほう)

押すだけでコントロールセンターに非常信号を送信できるボタンのこと。
非常通報ボタンは、ホームセキュリティやコンビニエンスストア、ファーストフードなどのお店のオンライン・セキュリティシステムなどに標準装備されています。強盗に押し入られたり、身の危険を感じたりした時など、とっさの場合に「非常事態である」ことをコントロールセンターに知らせることができます。犯人を逆上させないように、ボタンを押しても音はしません。携帯型の非常通報ボタンもあるので、ホームセキュリティの場合は、就寝時に枕元に置くと、より安心できます。

安否みまもり (あんぴ)

室内の人の動きをセンサーで確認し、一定の時間動きが確認できない場合に異常と判断する機能こと。
安否みまもりサービスは、ひとり暮らしのお年寄りを始めとする方々に、セコムのホームセキュリティのサービスのひとつとして提供されています。その仕組みは、お年寄りの生活動線、たとえばトイレに行くのに必ず通る場所などにセンサーを設置し、一定の時間動きが確認できない場合に異常と判断して、自動的に異常信号をコントロールセンターに送ります。
異常信号を受信したコントロールセンターは、状況に応じて緊急対処員を急行させたり、確認のうえ消防へ通報したりします。安否みまもりサービスを利用すれば、ひとり暮らしのお年寄りになにかあった場合でもセコムが見守っているので安心です。

緊急通報ボタン (きんきゅうつうほう)

緊急事態を知らせるボタンのこと。
警視庁では、地域の人々が安全安心して暮らせるまちづくりの一環として、事件や事故が発生した時に、緊急通報ボタンを押すと、警察官と通話ができる子ども緊急通話装置を、道路や公園に整備しています。この装置は、緊急通報ボタンを押すと同時に、赤色灯が点灯してブザーが鳴り、まわりに緊急事態が発生したことを知らせます。そして、警察署のモニターに緊急通報ボタンを押した人とまわりの映像が映し出され、インターホンで警察官と話をすることができます。警察官は、必要に応じて現場へ急行するなどして、事件や事故の処理にあたります。

救急通報ボタン (きゅうきゅうつうほう)

救急事態を知らせるボタンのこと。
ホームセキュリティは、救急通報の機能も備えています。たとえば、急病やケガなどの時に、救急通報ボタンを押すと、救急信号をセキュリティ会社に送ります。その信号を見て、コントロールセンターは、ただちに緊急対処員にお客さまのところへ急行するように指示し、必要に応じて消防などへも通報します。
セコムのホームセキュリティの救急通報ボタン (マイドクター) は、防水機能もあり、ペンダント型になっているので、家の中では常に首からかけておけば、何かあった時すぐに救急信号を送ることができます。