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新しい車が狙われている車両盗難の実態

 日本損害保険協会から、2016年度自動車盗難事故実態調査が発表されました。毎年、前年の11月中に発生した保険金支払い案件の分析結果を、3月に発表しています。
 今回は、車両盗難が300件、車上ねらいが455件となっています。前年比では、それぞれ3.8%、7.1%の減少となっています。一方、支払金額を見ると、車両盗難の一件当たりの支払い保険金額は238.4万円となっています。車上ねらいの一件当たりの支払い保険金額は35.8万円となっており、前年比では、それぞれ10.7%増、5.3%増と、被害額としては増えているようです。

 車名別の盗難状況では、3年連続でプリウスが1位となっています。上位4車種も3年連続で変化がありません。昨年も同様でしたが、上位4車種までを合計すると、車両盗難全体の半数を超えています。
 また、比較的新しい車が狙われる傾向は続いており、登録から5年未満の車両の割合は、2015年の43.6%から増加し、2016年は55.7%まで拡大しています。

 盗難の発生場所を見ると、車両盗難も車上ねらいも、自宅の屋外駐車場、屋外の契約駐車場が多い傾向は変わっていません。しかし、車上ねらいについては、それに加えて路上での被害が大幅に増えています。路上の割合は、2015年は全体の4.5%でしたが、2016年は20.4%となっています。

 新しい車が狙われたり、路上での車上ねらいが大幅に増えたりと、被害の状況は変わってきています。新しい車は、セキュリティ対策がしっかりとしているから大丈夫などと安心しないでください。二重三重の対策をお願いします。特に、万が一、盗難に遭ってしまった場合の、被害拡大防止のための対策も大切です。

【参考情報】
盗難に遭ってしまった場合の位置情報提供サービス
2015年の車両盗難「車両盗難2年連続1位は?」

セコムIS研究所
リスクマネジメントグループ
濱田宏彰


車両盗難ワーストランキング
(2016年11月、日本損害保険協会)


車上ねらいの発生場所
(2016年11月、日本損害保険協会)

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