ホーム > ホームセキュリティ > 月水金フラッシュニュース > 月水金フラッシュニュース・バックナンバー > 車両盗難2年連続1位は?
先日、日本損害保険協会から2015年11月の自動車盗難事故実態調査の結果が発表されました。毎年11月の保険金支払い事案をまとめたものが発表されていますが、今回は、車両盗難が312件、車上ねらいが490件となっています。
警察庁の同期間の件数をみると、自動車盗が1089件、車上ねらいが4920件となっていますので、車両については3分の1程度が、車上ねらいについては1割程度が保険金を請求していることになります。
とはいえ、警察統計は届け出のあった認知件数なので、実数と比べると少ないということを考慮する必要があります。
今回の車両盗難の上位20位を示したものが右の図です。昨年に引き続き、プリウスが1位となっています。4位までは昨年と変わっていません。これら4位までを合計すると、全体の半数を超えています。
昨年も同じ傾向が見られましたが、新車を含めた比較的新しい車が狙われています。登録から5年未満の車両は、2013年が23.9%、2014年が36.8%、そして今回の2015年が43.6%となっており、徐々に増えていることが分かります。
「うちの車はイモビライザーが標準装備だから、セキュリティはOKです!」などと侮ってはいけません。照明のある駐車場に止めたり、ハンドルロックを併用したりといった、二重三重の対策をしっかりと行うことが、狙われないためには大切です。
【参考情報】
・万が一の盗難に遭ってしまった場合の位置情報提供サービス「ココセコム」
・もしもの時も安心。緊急対処員がかけつける「セコム安心マイカー保険」
セコムIS研究所
リスクマネジメントグループ
濱田宏彰
車両盗難ワーストランキング
(2015年11月、日本損害保険協会)
子どもの安全ブログ | おとなの安心倶楽部 |
女性のためのあんしんライフnavi |