住宅用火災警報器の選び方や感知の仕組み、
地域別の設置基準・期限など、ここを見ればなんでもわかる
住宅用火災警報器を設置する部屋は、各市町村の火災予防条例で定められた場所に取り付ける必要があります。ただし全国共通で、寝室および寝室がある階(寝室が避難階となる階にある場合は除く)の階段には、原則として煙式を設置しなくてはなりません。なお、浴室、トイレ、洗面所、納戸などは義務化の対象外です。
上記のほかに、市町村条例によって、居室や台所などへの設置が義務付けられている地域もあります。詳しくは各市町村の所轄消防署でご確認ください。
住宅用火災警報器は「天井」または「壁面」に取り付けます。取り付ける際は、以下の点に注意しながら、煙や熱をすばやくキャッチできる場所に設置してください。
壁または梁(はり)から60センチメール以上離れた天井の中央付近に取り付けます。エアコンの吹き出し口や換気口などからは、1.5メートル以上離すようにしましょう。
天井から15〜50センチメートル以内に住宅用火災警報器の中心が来るように取り付けます。