空き巣が狙う時間帯と侵入の手口とは?
泥棒が、狙った家に入る手口とは
2020年 侵入犯の時間帯別認知件数
(2021年 警察庁「令和2年の犯罪」)
2020年 侵入犯の時間帯別認知件数
(2021年 警察庁「令和2年の犯罪」)
警察庁の統計を見ると、空き巣で被害が多いのは、一般的に不在になりがちな午前10時~午後2時の時間帯です。ただし、泥棒が狙うのは留守宅だけではありません。住宅侵入盗の3割近くが、在宅中にもかかわらず入り込む手口です。
グラフのとおり、どの時間帯にも一定量以上の侵入犯罪が発生しています。朝のゴミ出しや近所への買い物などのとき、すぐに戻るから、と鍵をかけずに家を離れていませんか?
泥棒は、狙った家を入念に観察しています。鍵が開いていればしめたものです。室内を物色する時間は5分以内。あっという間に盗み出し、逃走してしまいます。
2020年 一戸建て住宅への侵入手段
(2021年 警察庁「令和2年の犯罪に関する統計資料」)
2020年 一戸建て住宅への侵入手段
(2021年 警察庁「令和2年の犯罪に関する統計資料」)
住宅侵入には「空き巣」以外にも、在宅中に侵入する「忍び込み」や「居空き」もあります。
・「空き巣」・・・留守宅に侵入
・「忍び込み」・・・就寝時に侵入
・「居空き」・・・在宅時の隙を狙って侵入
■侵入方法
1階の窓や玄関まわりだけでなく、トイレや浴室など高い位置にある窓も狙われがち。2階や3階でも、雨どいや配管を伝わって登ったり、電柱や樹木、ガレージなどを足場にして乗り移る場合があります。
「まさか、こんなところからは入らないだろう」という考えは、プロの泥棒には通用しないのです。
警察庁の統計(2020年)によると、一戸建てを対象とした鍵の閉め忘れの無締りに続いて、ガラス破りが多いことがわかります。このことからも、窓ガラスは防犯対策の最重要ポイントといえるでしょう。
手口は、小さなドライバーを使った「こじ破り」、バールなどを使った「打ち破り」、バーナーを使った「焼き破り」など多様。補助錠の設置や、防犯ガラスの導入などの対策が有効です。
では、具体的に「どのような家が、泥棒に入られやすいのでしょうか?」。こちらの記事でご確認ください。
また、住宅侵入への防犯対策としては「ホームセキュリティ」があげられます。言葉としては知っていても、具体的にどのようなサービスなのでしょうか?「セコムのホームセキュリティ」をご確認ください
■ガラスにフィルムを貼るだけのお手軽対策「防犯フィルム/住環境改善フィルム」
防犯フィルム(SECOMあんしんフィルム)
/住環境改善フィルム
セコムの防犯フィルムは、「こじ破り」「焼き破り」「打ち破り」といった侵入手口に対する防犯試験や、鉄球を落として強度を測る落球テストといった、厳しい防犯性能試験に合格しています。
防犯対策はもちろん、災害時のガラス飛散防止や省エネ・節電対策まで。暮らしに安心・快適をご提供します。
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