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在宅中の泥棒にご用心!「居空き」「忍び込み」の手口

2022年6月3日

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▼ 在宅していても泥棒は住居に侵入する

泥棒といえば、留守中に侵入する「空き巣」が思い浮かびます。
ところが、泥棒は空き巣だけではありません。

「居空き」や「忍び込み」と呼ばれ、住人の在宅中に侵入してくる泥棒もいます。

警察庁の統計によると、侵入窃盗の認知件数の3割以上が住人の在宅中に発生した犯行です。
コロナ禍以降、テレワークなどで日中在宅している人が増えている影響からか、在宅時の侵入窃盗の割合は、近年上昇傾向にあります。

窓を開ける機会が増える夏場には、「居空き」や「忍び込み」といった在宅時の侵入窃盗が増加するので注意が必要です。

電力需給ひっ迫が懸念される今夏。
窓を開けて過ごす時間がより増えるかもしれません。
「在宅中でも泥棒に入られる」ということを覚えておいてください。

 

▼ 「居空き」「忍び込み」とは?「空き巣」との違いは?
居空き」「忍び込み」とは、「空き巣」と同じく侵入窃盗の手口の一種です。
これらの3つを合わせて、"住宅を対象とした侵入盗"と呼んでいます。
空き巣との違いは、居空きと忍び込みが住人の在宅中に起きる侵入窃盗であること。

居空きと忍び込みの違いは、侵入のタイミングで区別されます。

居空き...日中など、住人が起きているときに、住宅に侵入する泥棒
忍び込み...夜間など、住人が寝ているときに、住宅に侵入する泥棒

・居空きの特徴

居空きの手口では、キッチンで料理をしているとき、お風呂に入っているとき、リビングで家族とテレビを見ているときなど、当たり前の日常生活のスキが狙われます。
家族が1階に集まる団らんの時間に2階の窓から侵入されたり、ベランダで洗濯物を干しているときに勝手口から侵入されたりしたら、泥棒に気づくのは難しいかもしれません。

・忍び込みの特徴
忍び込みの手口では、住人が寝静まった夜間の時間帯に多く発生しています。
夏は、就寝時にエアコンを切って窓を開けて風を通すご家庭もあると思いますが、泥棒を招き入れてしまう可能性は否定できません。

居空きを防ぐ

▼ 泥棒はどうやって住居に侵入するのか?侵入手口の特徴
居空き・忍び込み・空き巣などの住宅を狙う泥棒の侵入手口は、警察庁が発表している統計を読み解くと傾向が見えてきます。
泥棒が狙う侵入口や侵入方法を知っておきましょう。

・泥棒の侵入口は「窓」が多い
戸建住宅や共同住宅の3階以下の部屋では、「窓」からの侵入が最多。
共同住宅の4階以上の部屋では、「表出入口(玄関ドア)」が多くなっていますが、「窓」からの侵入も3割ほどを占めています。

・泥棒は「無施錠」の窓やドアから侵入する
戸建住宅、共同住宅、いずれにおいても「無締り(無施錠)」を狙って侵入されることが最多。
またバールやドライバーなどで窓を強引に割るなどして侵入する「ガラス破り」が、次いで多くなっています。かつては、ガラス破りの方が上位でしたが、近年は無施錠の箇所からの侵入が多くなっています。

・集合住宅では「合鍵」で侵入されることも
集合住宅を狙った侵入窃盗では、「無締り(無施錠)」「ガラス破り」以外にも、「合鍵」を使って侵入されることが多くなっています。
鍵の入手方法はいくつか考えられますが、以前の住人が所持していたり、知人による犯行や、1階の郵便ボックスに入っていた鍵から合鍵をつくって部屋に侵入したりといった犯行などが確認されていますので保管方法に注意が必要です。郵便ポストや植木鉢の下に置き鍵を隠すなどといったことは、絶対にしないでください。

▼ 在宅中の泥棒「居空き」「忍び込み」は防ぐことができる
泥棒はなるべく手間をかけず、素早く侵入できる方法を選ぶ傾向にあります。
泥棒の手段としてよく紹介される「サムターン回し」や「ピッキング」などは、一時期増えた時期もありましたが、近年はさまざまな対策が進んだこともあり、これらの特殊工具を使うような手間のかかる方法は、統計で見ると意外に少ないものです。

居空きや忍び込みなど、在宅時に侵入しようとする泥棒ならばなおのこと。
住人に気づかれる可能性が高いガラス破りや鍵をこじ開ける手口より、こっそり侵入できる無施錠のドアや窓を狙うでしょう。

「家にいるから大丈夫」ではなく「家にいても油断できない」と考えることが大切。
目が届かない部屋の鍵は確実に施錠する、自宅の鍵の管理を徹底するなど、日ごろからの心がけしだいで、在宅時の泥棒は防ぐことができるのです


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<監修>
濱田宏彰
セコム株式会社IS研究所リスクマネジメントグループ
シニアリスクコンサルタント/防犯設備士/防災士/日本市民安全学会常任理事

濱田宏彰日本市民安全学会常任理事

侵入窃盗を中心にあらゆる犯罪情勢の調査研究を継続。各方面に対しセキュリティコンサルティングを実施。犯罪傾向・統計情報を基にリスクマネジメントの観点から、「安全・安心」な暮らしのためのセキュリティについて研究する日々。
地域の自主防災会では常任委員を務め、日々の防災活動にも注力。
また書籍『セコムが教える防犯プロのアドバイス』『タイプ別にみる働く女性の防犯対策 ライフスタイルWoman360°』などの執筆・監修に携わる。

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