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先日、警察庁から2017年の犯罪統計が発表されました。住宅侵入盗の件数は前年比5.7%減の3万7027件となりました。
事務所荒しや出店荒しなどを含めた侵入盗全体の中で、住宅侵入盗が占める割合は50.6%となり、ここ30年では最も少なくなっています。最近の最大値は2007年の58.9%でしたが、そこから8.3ポイントも減少。住宅ではないところへの侵入盗が少しずつ増えているため、住宅侵入盗の割合が減少したようです。
逆に割合が増加しているのは、倉庫荒しです。また、いずれの分類にも入らない"その他の侵入盗"も割合が増えています。ちなみに、先に例に示した、事務所荒しや出店荒しの割合は、減少もしくは横ばいという状況です。
住宅侵入盗の件数を、都道府県別にみるとどうなっているでしょうか。
件数として、最も多いのは愛知県です。次いで千葉県、東京都、埼玉県、福岡県、大阪府、神奈川県となっています。やはり、大都市を含む都府県が上位に入っています。特に、この上位3位までは、昨年のランキングとまったく同じです。さらに、愛知県は2007年以降ワースト1位の座を譲ったことがありません。
また、上の図は、住宅侵入盗の増減率を示したものです。2016年と2017年の件数を比較しています。図中の赤とオレンジが件数が増加したところ、濃い青と薄い青が減少したところです。2016年と2017年を比較して、最も住宅侵入盗の件数が増加したところは香川県でした。次いで佐賀県、青森県、大分県、岡山県、静岡県、奈良県と続きます。中でも、佐賀県と奈良県は2年連続で増加しています。
全国的に減少しているとはいえ、1日に100件以上の住宅侵入盗が発生しています。住宅の侵入のおもな手口は、無施錠箇所からの侵入とガラス破りです。戸締りの励行や窓の補助錠使用など、しっかりとした防犯対策を行っていただきたいと思います。
セコムIS研究所
リスクマネジメントグループ
濱田宏彰
住宅侵入盗の増減率(2016年と2017年の比較)
(警察庁の資料をもとに作成)
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