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ヤード規制条例が功を奏した防犯対策

 犯罪統計資料によると、2017年上半期の自動車盗の件数は5261件となり、前年同期比で17.5%の減少となっています。10年前の2007年と比べると、ほぼ3分の1まで減少しており、さまざまな盗難防止対策が功を奏しているようです。
 県別でみると、大阪府の727件が最も多くなっています。ただし、各県の人口との割合で示した、人口10万人あたりの件数でみると、ワースト1位が茨城県で20.8件、2位が栃木県で10.4件、3位が千葉県で10.2件、4位が愛知県で8.9件、そして5位が大阪府で8.2件と続きます。
 このように割合では、昨年に続き茨城県がワースト1位になっています。しかし、昨年の32.2件から比べると大幅に減少しています。これは、今年4月から茨城県で施行されたヤード規制条例が効いていると考えられます。この条例により、ヤードと呼ばれる解体施設のうち、盗難車を引き取って解体する施設の取り締まりが強化されました。

 図は、人口10万人あたりの2015年から2017年の自動車盗件数の推移です。いずれも上半期の統計を用いています。
 この期間の1年あたりの減少件数は、全国平均が0.8件、栃木県が3.7件、千葉県が0.3件、愛知県が4.1件となっている中、茨城県は6.7件と大きく減少しているのがみてとれます。

 防犯カメラを設置したことにより、その地域からは犯罪が減ったという事例もあるように、取り締まりや防犯活動の強化によって犯罪を低減させることができます。皆さんのご家庭でも、施錠励行や地域の防犯活動を継続していただきたいと思います。

セコムIS研究所
リスクマネジメントグループ
濱田宏彰


人口10万人あたりの自動車盗の推移(各年1〜6月、警察庁の資料から作成)

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