ホーム > ホームセキュリティ > 月水金フラッシュニュース > 月水金フラッシュニュース・バックナンバー > 6月の花嫁
本年も半ば、6月に入りました。6月は英語で「June(ジューン)」、結婚や出産、育児を司るローマ神話の女神ユノ(Juno)にちなんで名づけられたそうです。6月に結婚すると生涯幸せな結婚生活を送ることができるというヨーロッパの伝承「ジューンブライド(June Bride:6月の花嫁)」は、名前の大元になった女神が結婚、出産を司るところから来ているとのことです。
日本では、6月は、陽春、初夏の気持ちの良い時期が過ぎ、梅雨に入る頃、結婚式場などのブライダル業界の売上が落ちる月だったそうです。そこで、この時期のてこ入れのために、ヨーロッパ起源の風習を紹介、「ジューンブライド」という言葉は、そのキャンペーンにのって日本に溶け込んでいったと言われます。
結婚披露宴で、新しい生活をスタートする新郎新婦に対して「『幸せな家庭』を作ってください」というスピーチを聞いた方は多いのではないでしょうか。ところで、この「幸せな家庭」とは、具体的にどういう家庭なのでしょうか。
個人にとっての(広い意味での)セキュリティとは「幸せな生活が、あらかじめ想定していた通りに営まれ、理由によらずそれが妨げられないこと」です。セキュリティ対策によって守らなければならない対象は「幸せな生活」というオペレーションになります。この守らなければならないオペレーション、「幸せな生活」は、人それぞれ、異なっているのが普通です。自分にとっての「幸せな生活」を、具体的に考えたことがない方も多いのではないかと思います。
セキュリティ対策によって、本来の守る対象である「オペレーション」が漠然としたままでは、具体的に何をしたらよいかを考えることはできません。セキュリティ対策の第一歩は、自らにとっての幸せな生活を具体的にイメージするところから始まると言えます。本当の意味での「家庭のセキュリティ」を実現するうえにおいては、幸せな生活は、これから新しい家庭を築き、新生活をスタートさせる新郎新婦に限らず、本当は皆が考え、意識しなければならないものなのです。
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