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無施錠個所からの侵入がさらに増加

 先日、警視庁のWebサイトに、2016年の侵入窃盗の侵入手段が発表されました。空き巣、忍び込み、居空きのそれぞれについての侵入手段が、住居形態別に示されています。
 これを見ると、無施錠箇所からの侵入(以下、無施錠)が非常に多くなっています。忍び込みや居空きについては、8〜9割が無施錠となっています。空き巣については、ガラス破りも見られますが、こちらも無施錠が増えてきています。

 図は、戸建、4階建以上の集合住宅、3階建以下の集合住宅のそれぞれについて、侵入手段の割合を示したものです。今回発表された前出の統計をもとに、計算しなおしたものです。
 いずれの住居形態も、無施錠の割合が2015年よりも増えています。戸建と4階建以上の集合住宅はおよそ5%増加となっています。また、3階建以下の集合住宅は7%増加となっており、ついに6割の壁を突破しています。

 近年、ガラス破りが減少して、無施錠が増加するという傾向が強くなっています。警察庁や建物部品の民間団体などとともに官民合同会議が設置され、2004年に防犯性能の高い建物部品が公表されました。それ以降、防犯建物部品の普及が進んできました。そのおかげもあって、ドア、窓などの開口部の部品の耐侵入強度は増してきています。相対的に、これらの部品に手を付けなくても侵入できる、"無施錠個所からの侵入"という手口が増えてきていると考えられます。
 ガラスやカギをいくら頑丈にしたところで、施錠を忘れたら元も子もありません。外出時はもちろん、在宅時も玄関や窓を"閉めたら施錠"を励行していただきたいと思います。

セコムIS研究所
リスクマネジメントグループ
濱田宏彰


住居形態別の侵入手段の割合(警視庁の統計をもとに作成、2016年)

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