セキュリティのセコム -防犯・警備を徹底サポート-

独自の視点の安全コラム 月水金フラッシュニュース

SECOM 信頼される安心を、社会へ

世の中の「安全・安心」に関わるテーマを取り上げ、情報を発信。セコム独自の視点で展開する安全情報コラム

ホーム > ホームセキュリティ > 月水金フラッシュニュース > 月水金フラッシュニュース・バックナンバー > 交通事故による救急搬送者数は減少しているが・・・


水曜コラム データから読む

セキュリティ・防犯コラム「月水金フラッシュニュース」TOP

水曜コラム データから読む

交通事故による救急搬送者数は減少しているが・・・

 あけましておめでとうございます。本年も「データから読む」をよろしくお願いします。
 年始から救急車のお世話になった方はいませんでしょうか。昨年末に発表になった「平成28年版 救急・救助の現状」によると、2015年に救急車で搬送された人は、547万8,370人で、前年比1.3%の増加となっています。内訳をみると、急病で搬送された人数が最も多く、およそ349万人となっています。また、交通事故で搬送された人数は、およそ49万人です。

 図は、これらの事故の種別の搬送人数構成比を示したものです。5年前、10年前と比べ、急病の搬送者数は増加し、交通事故の搬送者数は減少しています。
 搬送者の年齢を見ると、65歳以上の高齢者の割合が、2005年には44.4%となっていましたが、2015年は56.7%と増加しています。また、病気の種類でも、脳疾患や心疾患などといった急変しやすいものが多く、特にこれらの病気による搬送者は高齢者に多くなっています。これらの要因により、急病の搬送者数が増えていると考えられます。
 一方で、交通事故については、10年前には90万件以上発生していた事故件数が、2016年は50万件を下回りそうな状況で、搬送者数も減少傾向となっているようです。

 また、救急車が現場に到着するまでの時間も増加傾向にあり、10年前は6.5分でしたが、2015年は8.6分に、病院に収容されるまでの時間も31.1分から39.4分に延びています。
 増加する急病の方がいち早く病院にたどり着けるように、救急車の適正利用を消防庁では呼び掛けています。救急車を呼ぶべきか迷ったときは、お住いの都道府県や市町村の救急相談窓口にかけてみてください。小さなお子さんの場合は「#8000」も利用できます。

セコムIS研究所
リスクマネジメントグループ
濱田宏彰


事故種別の救急搬送者数構成比の推移(消防庁)

月水金フラッシュニュース バックナンバー

バックナンバー記事一覧

月水金フラッシュニュース バックナンバー一覧


役立つ生活情報ハウス セコム安心マガジン
  • おとなの安心倶楽部
  • 子どもの安全ブログ
  • 女性のためのあんしんライフnavi
  • あんしん介護のススメ
  • セコム防犯ブログ
  • facebook「セコムタウン」
  • twitterでフォローしてください
  • YouTube セコム公式チャンネル「SECOM TV」

関連サービスのご案内

  • セコム・ホームセキュリティ
  • セコム・ホームサービス
  • 携帯するセキュリティ ココセコム
セコム安心マガジン
セコム公式 セコムタウン
セコム公式 SECOMjp
セコム公式 SECOMTV


月水金フラッシュニュース・バックナンバー TOPへ