ホーム > ホームセキュリティ > 月水金フラッシュニュース > 月水金フラッシュニュース・バックナンバー > そもそも文化祭はなんのため?
秋が深まり、学校の文化祭シーズンは終盤、大学祭が行われる時季に入って来ています。
中学、高校などの文化祭は、文部科学省の学習指導要領に「平素の学習活動の成果を総合的に活かし、その向上の意欲を一層高めるような活動を行うこと」とある正規カリキュラム。さらに同省の資料では、その目的を「学習活動の成果を学校の内外で発表するなどの機会を通して,発表する能力を育てたり,他者の発表等を見たり聞いたりする際の望ましい態度を養う」としています。
実際、本年の文化祭でも、日々の教育の成果として、生徒さんたちのさまざまな展示やパフォーマンスがなされる例を多く見ました。自分が苦労して作った作品を見てもらった思い出は一生残ります。その情操教育的な価値は相当大きいことでしょう。一方、最近は、個人情報保護の一環として、作者や演者の名前を表示しない文化祭もあると聞いています。
このコラムでは、広い意味のセキュリティを「つつがないオペレーション続くこと」と捉えています。セキュリティ対策によって、最終的に守らなければならない対象は「オペレーション」です。
それでは、「文化祭というオペレーション」の目的とは何でしょうか。それは、文科省が言うとおり「向上の意欲を一層高める」こと、「発表する能力を育てたり,他者の発表などを見たり聞いたりする際の望ましい態度を養う」ことでしょう。学校の秋の恒例行事、文化祭では、この目的を常に意識し、参加する生徒さんの思い出に残る良い行事にしていただければと思います。
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