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今年も防災週間が始まっています。9月1日の防災の日をはさむ一週間で、毎年8月30日から9月5日です。今年の防災の日は台風の直撃になりました。
今年は、台風1号が7月に入ってからの発生となり、しかも最低気圧が900ヘクトパスカルという史上最大級の台風となりました。さらに、8月に入ってから、7号、9号、11号と北海道に立て続けに台風が上陸し、浸水被害や土砂崩れなどの大きな被害となりました。これ以上、被害が拡大しないようにお祈りいたします。
図は、月別に見た台風の上陸数を示しています。昨年までの10年間の平均上陸数と、平年値を示したものです。
平年値は10年ごとに更新されており、現在の平年値は1981年から2010年までの30年間の平均となっています。平年値では8月、最近10年では9月に最も多くなっていることがわかります。
台風の上陸は、7月から9月がピークとなります。また、近年の傾向から、これからが本番と考えられます。さらに、太平洋高気圧の配置から、例年のコースとは異なり、東日本を直撃する台風が多くなっています。
防災週間を契機に、防災対策が手薄になっていないか考え直していただきたいと思います。屋外に飛ばされやすいものはないでしょうか。万が一の停電での懐中電灯の電池は大丈夫でしょうか。雨水が流れる排水溝は詰まっていないでしょうか。いま一度、チェックをお願いします。
【参考情報】
・データから読む「台風は9月に多いのか?」
・安心豆知識「災害における誘因と素因という考え方」
セコムIS研究所
リスクマネジメントグループ
濱田宏彰
月別の台風上陸数
(気象庁の資料をもとに作成)
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