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8月29日は「焼き肉の日」。もともとは数字のゴロ合わせですが、夏の終わりに焼き肉を食べ、たまった夏バテを追い払おうという趣旨もあるそうです。
焼いて楽しい、食べておいしい焼き肉ですが、食中毒のリスクもあるので、十分に気をつけなくてはなりません。十分に火を通すこと、また、生肉を扱う箸、焼けた肉を食べるための箸を分ける、焼けた肉と焼ける前の肉が接触しないように気をつけるなど、病原菌が口に入らないようにすることが大切です。
食中毒は、昔から多くの人々の命を奪ってきました。これを大きく変えたのが、19世紀半ばに発明された冷却技術です。食肉業界にとっては、まさに待望の技術だったのでしょう。この冷却技術を使った冷蔵庫は、すぐに食肉業界に導入されました。また、冷蔵運搬などの応用技術も生まれ、食肉をはじめとした生鮮食品の流通に画期的な革新をもたらしました。
現在、冷蔵庫の故障は、食品の流通に影響を与える一大事、大きなインシデントになっています。セコムの業務用セキュリティシステムには、冷蔵温度などの設備の見守りを行えるものがあり、食中毒などの食品に起因する事故の発生を抑制する重要な役割を担っています。
食品の冷蔵温度を見守るサービスは、一般のセキュリティとは異なるものと考えられがちです。しかし、セキュリティの本質は、「つつがないオペレーションを維持する」ことにあります。この視点に立つと、食中毒の予防につながる冷蔵温度などの見守りも、立派なセキュリティのためのサービスということになるのです。
セコムIS研究所
リスクマネジメントグループ
甘利康文
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